5.夫がスタンプでしか返さない

石岡「これは、夫がスタンプで通じると思っているのか、会話を打つのが面倒くさいかのどちらかです。

スタンプでも反応があるならOK。そこにイラ立ちを感じていてはダメ。スタンプ会話を楽しむ気持ちでいきましょう。

こちらも面白いスタンプを用意してみたり、スタンプで反応を返してみたりしてはいかがでしょうか?

会話にしたいなら、先にも紹介したように、言葉で返事をする必要性がある質問に変えてみましょう」

夫婦間LINEのコミュニケーショントラブルを回避するポイント

夫婦間LINEは、一筋縄ではいかないコミュニケーション不和がありますが、そもそも、円満にLINEをするコツは? 石岡さんにアドバイスいただきました。

1.読んで嬉しくなる言葉をかける

石岡「LINEにはルールがあります。

まず長文はNG。短文でわかりやすく、感情を伝える。要件を伝える。原則はそれでいいんです。

相手に長文を求めるより、読んで嬉しくなる言葉、気持ちが楽になる言葉、相手への気遣いの言葉を送ること。それが、夫の気持ちがいつまでも冷めない一つのテクニックです」

  • 妻は夫に労をねぎらう言葉をかける
    例「お疲れさま」「大変だったね」「頑張ってね」「応援している」など
  • 夫は妻に感謝や共感の言葉をかける
    例「いつもありがとう」「よかったね」「感謝している」など

2.「心配メッセージ」を送る

石岡「『心配メッセージ』もポイントです。

夫が、体調がすぐれない、疲れているというときに『大丈夫?』『無理しないでね』『ごはんちゃんと食べた?』など、『一人ではないんだよ』という気持ちで気にかけてくれると相手は嬉しいものです」

3.1日1回、褒め言葉を送る

石岡「お互いに温かい言葉をかけることで、気分が良くなるものです。

おすすめは、1日1回、褒め言葉を送ること。長く一緒にいると、お互いの良いところを伝える機会が少なくなります。改めて、相手がいることの感謝の気持ちを伝えたいものです。

スタンプなども効果的に気持ちを伝えるのには最適です。LINEを使うことで夫婦仲は改善できます。ぜひ一度見直ししてみてくださいね」

4.LINEに頼りすぎない

石岡「とはいえ、LINEに頼りすぎると夫婦の会話がなくなります。あくまでもLINEは夫婦の会話を増やすための、話題づくりのきっかけにするといいでしょう」

夫婦間のLINEが、なんとなくうまくいかなくてイライラする、楽しくないという場合には、ぜひ一度見直して、自分のLINEメッセージから変えてみるのもよさそうです。

【取材協力】石岡 真理子さん
コミュニケーションカウンセラー。キャリアコンサルタント。
恋愛・仕事・親子関係のコミュニケーションをACS個性診断というアセスメントを利用しコミュニケーションの課題をズバリ診断。今まで全国1万人以上の診断実績あり。

ライター。美容、健康、グルメなど、今ドキ女性が気になる情報をお届けしています。素朴な疑問を調査したり、専門家に聞いたりして、分かりやすく読者に伝えるのがモットー。