家の中で、一番、片付けたい場所はどこですか? もしかしたら「キッチン」というママは多いかもしれません。
毎日使う場所ですし、ママが長時間立つこともある場所なので、できるだけ綺麗に保ちたいものですよね。
でも、「どうしてもキッチンが片付かない」「なぜかいつも同じようにごちゃごちゃになる」などキッチンが片付かない悩みを抱えるママに向け、プロにアドバイスをいただきました。
今回お話を伺ったのは、二人の男の子を育てながら、整理収納アドバイザーとして活動する伊藤オリエさん。ぜひそのアドバイス、チェックしていきましょう!
あるある!片付いていないキッチン4選とその解決策
まずは、キッチンが片付いていないよくある例4つに対して、解決策を伊藤さんに教えていただきました。
1.引き出しの中で菜箸、おたま、小物類がごちゃごちゃ!
→使いやすいお気に入りのものを1つに厳選
伊藤オリエさん(以下、伊藤)「『そのうち必要になるかも…』と、菜箸を何組も用意していたり、持っているからなんとなく一緒にしまったりしていませんか?
複数あるものは、使いやすいお気に入りのものを1つに厳選して収納するのがポイント。
厳選したら、さらに『毎日使うもの』『ときどき使うもの』と、使用頻度別に分けると取り出しやすくなります。
引き出しに最初から付属されていた仕切りが使いにくい場合は、外してしまうのもアリ。
引き出しに滑り止めのシートを使うと、開け閉めしてもごちゃごちゃしにくくなります。ちなみに滑り止めシートは、食器棚などに使う透明なシートがおすすめ。柄があるものはそれだけでごちゃごちゃ見えてしまうためです。
小物は小さなケースに入れて上手に仕切りましょう」
2.かごの中に、余り菓子やヨーグルト付属の砂糖など、意味不明な物品がたまっている
→思い切って手放す
伊藤「意味不明なものがあることで、自分が小さなストレスを感じていることを見逃さないようにしてください。
自分が大事にしているわけではないものに、わざわざストレスを与えられてることほど、バカバカしいことはありません。
対策は、思い切って手放す。どうしてももったいなくて捨てられない場合は、日頃使っているものと一緒にしましょう。
例えば、ヨーグルトに付属された砂糖だったら、いつも使っている砂糖の容器の中に入れてしまえば、毎日のお料理の際に、自然と使うことができるはずです」
3.シンク下がカビだらけで怖くて開けられない…!
→そこがどうなったらハッピーなのかを考える
伊藤「そのシンク下がどうなったら、あなたはハッピーですか?
- カビが生えていても、見ないでそのままにしておくのがハッピーなのか?
- 自分でやるのは嫌だから、業者さんを呼んで綺麗にしてもらえたらハッピーなのか?
- 自分で掃除して早く快適に使いたいのか?
そこがどうなったらハッピーなのかを考えると、自分がどう行動したらいいかが見えてきますよ」