なかなか片付けない子どもや、散らかりっぱなしの子供部屋を見ると、ママとしては「片付けなさい!」と言わずにいられないもの。
身の回りが整理整頓できていないと、忘れ物につながったり、勉強に集中できなくなったりしてしまいます。
反対に、子どもが自分自身で片付けられるようになると、部屋がきれいになるだけでなく、決断力やまとめる力、継続力などを身につけることもできるといいます。
今回は『学校では教えてくれない大切なこと(1) 整理整頓』の中から、子供部屋の片付けのポイントをご紹介します。お子さんへのアドバイスに活用してみてください。
まずは「いるもの」「いらないもの」に分けよう!
片付けは、まず「いるもの」「いらないもの」に分けるところから始めるのがポイント。自分の引き出しや、棚の大きさの中に収まる量だけを「いるもの」として残しましょう。
「いらないもの」は、例えば、使い終わったノートや文房具、古いプリント、読まない本、サイズが小さい服、遊ばなくなったおもちゃなど。
思い切って処分したり、周りに必要な人がいれば譲ったりしましょう。
すぐに決められないものはいったん置いておき、次の片付けのときに考えればOK。
ものをしまう場所を決めよう
片付けるといっても、本棚や引き出しにどんどん詰め込んでしまうのはNG。いざ使おうと思った時に、どこに何があるのかわからなくなってしまいます。
勉強で使う教科書やノート、文房具、ランドセルなどは机に、本や雑誌は本棚・・・というように、目的によって分けて収納しましょう。
遊び道具やゲームソフトなどは、それぞれ分けて箱に入れておくとゴチャゴチャしません。