「今から○○をする時間!」と自分に宣言する

在宅ワークを効率化させるコツは、作業に取り組む前に「今から○○をする時間!」と自分に宣言することです。

口に出して言うことがポイントです。口に出して言うことで、脳も「今から○○をする」というメッセージを受けとります。

脳には、焦点化という仕組みがあり、意識を向けた方向にフォーカスして働くので、結果、集中力が格段に上がるのです。

仏教にも「身・口・意」という思想があります。これは、行動(身)・言葉(口)・思っていること(意)が全て一致していると、いちばんいい状態でいられる、という考え方です。

いい状態とは、ストレスを感じないということでもあります。

ぜひ、在宅ワークだからこそ「今から○○をする時間!」と思いきり口に出して、宣言してください。

作業ごとに、取り組む時間を設定する

在宅ワークの効率をアップするために、ひとつの作業ごとに取り組む時間を設定しましょう。

例えば「顧客リスト作成:60分」「企画書10ページ:90分」というように、作業ごとにかける時間を決めるのです。

在宅ワークで陥りやすいのが、仕事中に他のことをしてしまうという点です。

例えば、作業をしながら、ついSNSを見てしまったり、新たなメールが来たらそれを読んでしまう、ということです。

ここに陥ると、作業時間がどんどん長くなってしますのです。

ひとつのことに取り組む時間を決めたら、その時間は絶対に他のことをしない!と決めると、驚くほど集中力が上がります。ぜひ、お試しください。

仕事を終えたあとのご褒美を用意する

在宅ワークを快適にするために、仕事を終えた後の、自分へのご褒美を用意してください。

例えば「リスト作りを終えたら、シュークリームを食べる」とか、「15時まで集中したら、30分だけドラマを見る」というように、仕事の区切りごとに設定してもいいかもしれません。

すると「ここまでは頑張る!」という目標ができるので、効率も上がります。仕事と休憩とを、だらだらと混同してしまうのがいちばん良くないので、メリハリをつけましょう。

そしてどうぞ、頑張った1日の終わりには、いちばん大きなご褒美を、自分に与えてあげてください。



以上、在宅ワークを快適にし、やる気・効率をアップするコツについてお伝えしました。ぜひ、取り入れてくださいね。

 接客コンサルタント。ひとり一人の魅力を輝かせる接客マナーの専門家。資生堂ビューティコンサルタント、キッザニア東京スーパーバイザーのキャリアを経て、講師として活動。女性視点の丁寧さあふれる接客術は「すぐに実践できる」と高い評価を得ている。述べ3000人以上の指導経験を持ち、幅広く支持されている。