SEVENTEEN

バーノンのラップで口火を切ったのは、『BOOMBOOM』。スローなテンポからアップテンポに切り替わる、リミックスバージョンだ。強い視線を送るジョシュア、斜め視線のウォヌ、ハイトーンを響かせるドギョム。メンバー一人ひとりの表情をカメラが捉えるたびに、客席からはどよめきの声があがる。

ゴールドとブラックのジャケット、黒のパンツに身を包んだメンバーは『NO F.U.N』を歌いながら、せり上がったステージとともにアリーナ後方へ移動するサプライズ。まさにダイヤモンドのように輝くペンライトの波の中でアリーナに浮かびながら歌う『SHINING DIAMOND』。一糸乱れぬパワフルなダンスに、アリーナ席もスタンド席も一気に熱狂の渦に巻き込まれていった。

13人が一列に並び、日本語で挨拶する一人ひとりにあたたかい拍手が送られた。

「CARAT(SEVENTEENのファン)ちゃん、熱い~。ずっと踊っていたいです」と腕をくねらせてダンスをしながらおどけるホシに、大爆笑。「叫べ~!」と声を張り上げるドギョムに「Yeah!」と応えるCARAT。準備体操として体をくねらせながらセクシーなストレッチを見せるディノと、両腕で大きなハートを作りながら首を回すディエイトに、会場がどっと沸いた。

「1、2、3、行くぞ!」と全員が声を合わせて次のステージへ。『Chuck』ではパワフルで洗練されたチューンでさらに大人っぽさを増した表情に。日本での公演に向けてリミックスした『ROCK』では、炎が上がるステージでメンバーが体をくねらせ肩を揺らすと、大きな歓声が上がる。歌い終わると汗を光らせながら、「なんでこんなに熱いか分かりますか。まさに皆さんの熱気のせいですよ!」というジョンハンをファンの絶叫が包んだ。

デビュー当時から、メンバー自ら曲と振り付けを作る“自主制作ドル”のSEVENTEEN。13人がそれぞれヒップホップ、パフォーマンス、ボーカルという3つのチームに分かれているのも特徴だ。

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