そうですよね。
ーー佐江ちゃんを初めて観て“佐江ちゃんのようになりたい! ”と、思うお子さんもいるかもしれませんね。
どうなのかなぁ。でも、パフォーマンスに興味を持ってもらえたら嬉しいなと思います。
大人の方も、『王家の紋章』を観て、宮澤佐江という人間に少しでも興味を持ってくれて、観に来てくれたら嬉しいな。
タイガー・リリーは、キャロルとは全然違う役だと思うから。“続けて舞台に出るんだ”って思って、観に来てくれた人には、“やっぱりこの子は踊れたんだな”って、思ってもらえたらいいな。
ーーそうですね。キャロル役では、ダンスのシーンがありませんでしたから。
初演では、キャロルは基本的に、踊るシーンはないですよね。でも、再演ではどうなるか、今のところまだ分からないです。
先日、舞台観劇に行ったときに、前回まで『ピーターパン』に出ていたっていう役者さんにお会いしたんです。
「私も次、『ピーターパン』に出るんです! 」って言ったら「すごくいい経験になるよ」って、言われました。
「観客に子どもが多いというのは、大人を相手にするミュージカルと違う世界だよ」って。「反応も違ったりするから、すごく楽しいと思うよ」って、教えてくださいました。
子どもは反応も素直だし、笑い声とか、返ってくるものも違うと思うんです。
子どもたちが相手、というのも楽しみだし、それともう1つ、もともと自分が観ていた作品に、自分が出られるというのも楽しみです。
もちろん、地球ゴージャスさんのときも、“こんなミュージカルが日本にあるんだ。すっごく面白そうな劇団だなぁ”って思っていたら、自分も出演できたっていう奇跡が起きたんだけど。。
でも、1つのお話を毎年やっていて、自分も毎年観に行っていた、その作品に出られる。そんな経験は初めてだから。
自分が観客として観に行っていたときの気持ちを、少しでも生かせたらなあって思っています!!
ーーますます『ピーターパン』の舞台が楽しみになってきました! 公演期間は、今夏7/24(月)〜8/3(木)ですね。『王家の紋章』の大千秋楽を迎えて、すぐですね。
はい!
ーー …とすると、時期的に『王家の紋章』の本番と、『ピーターパン』のお稽古が重なってしまう?
-
[最終回]「ミラチャイ」連載は「人間味のある宮澤佐江」を作った"ホーム"で"チャレンジ"できる場所&芸能活動を一時休止する理由とできた目標
佐江ちゃんにとって「ミラチャイ」は、「ホーム」のような感覚だった。なぜ今、お休みをするのか、ありのままの思いを話してくれました。約6年間、200回を超える連載の最終回です。
-
[第51回]宮澤佐江「ミラチャイ」連載の6年、200回も続いた理由がインタビューでみえたー仕事、境遇、思いに向き合う
48グループと舞台。2本の軸を歩むなかで出会った人たちが、佐江ちゃんにもたらした、卒業後の大きな変化とは。「ミラチャイ」連載を彩った数々の写真やエピソードで当時を振り返っていくと、約6年にわたる長期連載になれた理由が見えてきました。
-
[第50回]宮澤佐江と「ミラチャイ」連載の6年、200回以上を振り返っていくーやっと笑って話せるあのときのこと
どんなに時間が経っても変わらない、佐江ちゃんの「根っこ」にあるものとは。48グループを出てわかったこと。今、やっと笑って話せるあのときのこと。最終回に向けて、さらに尽きないお話です。
-
[第49回]宮澤佐江が新「ミラチャイ」連載で振り返る、舞台とともに駆け抜けた2年間ー「出会い」と「別れ」さみしさと楽しさ
「これまでやってきたことの答え合わせが、今、できている」。2016年7月の新連載開始から現在まで、『朝陽の中で微笑んで』、公演中の『ZEROTOPIA』など、佐江ちゃんの約2年を振り返ります。
-
[第48回]宮澤佐江が新「ミラチャイ」連載で振り返る、舞台とともに駆け抜けた2年間【大切なお知らせあり】
2年前の7月、リニューアルして再スタートした「ミラチャイ」連載。『王家の紋章』初演にはじまり、現在公演中の『ZEROTOPIA』まで。舞台とともに駆け抜けた、佐江ちゃんの2年を振り返ります。