2.質感をチェック

次に、質感を見ていきましょう。

指に取ると水分や油分を感じ、みずみずしさが印象的なのは『ヴィセ リシェ リップ&チーククリーム』と『キャンメイク クリームチーク』。

同じクリームタイプでも『インテグレート メルティーモードチーク』はやや硬めのテクスチャです。

上気したような雰囲気にメークしたいときには、みずみずしいチークを重宝する一方、馴染ませたいときには硬めのテクスチャが便利です。

パウダータイプの『ケイト デュアルブレンドチークス』と『セザンヌ ナチュラルチークN』は、前者はやや粉っぽさがあり後者は薄いパール感があるので肌馴染みしやすい特徴がありました。

3.モチをチェック

最後は発色のモチをチェック。それぞれのチークを、3回ずつ指の腹でムリやり擦りました。

果たして結果は……?

もっとも色が消えなかったのは『ヴィセ リシェ リップ&チーククリーム』。反対に、1番色が消えてしまったのは『ケイト デュアルブレンドチークス』でした。

今回は紙の上で実験をしていますので、実際にメークした状態の上に乗せればファンデーションやルースパウダーとの相性もありますが、今回の条件での結果としては、クリームタイプのコスメたちがダントツでモチが良い!という実態が浮き彫りとなりました。

コスパが良いプチプラチークは……?

今回の実験で検証した3つの視点からもっとも「コスパが良い!」という結論に至ったのは『ヴィセ リシェ リップ&チーククリーム』。

実験では3回塗りましたが、1回分でもよく伸び、柔らかくみずみずしいテクスチャが印象的。さらに、こすっても落ちにくいところから「コスパ良し!」に認定です。

とは言っても、今回使用したどのチークもそれぞれに良さがあり、目指すメークの方向性によって使い分けたい優秀コスメばかりでしたよ。

今回は、使いやすいローズ寄りのオレンジ系チークをレポートしました。

薄づきを狙いたい日にはパウダータイプ、しっかり血色のようにチークでインパクトを出したいならクリームタイプと使い分けていくと、メークのバリエーションも増えます。

よろしければ、お買い物の参考になさってください。

前市議。28歳から2期8年市議を務め政治家を引退。「美人すぎる市議」として数々のメディアに出演してきた経歴を持つ。議員をしている頃からライターとして美容・食・人間関係・不動産・恋愛・結婚に関するコラムを多数の媒体で執筆。時短美容家・ヨガインスタラクター・フードアナリストとしても活動中。