「青学vs立海」は関東大会の決勝戦。この後に待ち受ける全国大会に向けての節目となる試合で、盛り上がりもひとしおです。

青学キャストは越前リョーマ役の小越勇輝を除く11名が、本公演をもって卒業するということで、ファンとしても見逃せない公演になりそうですね。

一方の立海は期待の新人がずらり。さすが役の個性に合わせてキャストを選ぶという方針を貫いているテニミュだけあって、全員が自分の役をしっかり演じきっていました。

テニミュをご覧になったことがない方は、
「テニスをどうやって舞台で再現するの?」
と思われるかもしれません。が、「音」と「光」をうまく使った演出により、本当にテニスをしているかのようにうまく演出しています。

 

他にも、テニミュは長い歴史をかけて「舞台上でテニスの王子様を再現する演出」を洗練させてきました。原作のテニスの王子様では現実にはありえないスーパープレイが当たり前のように飛び出しますが、テニミュではこれらを可能な限り忠実に再現

もちろん、打球音とボールを軌道を描く光に合わせて、ラケットを指定の場所とタイミングで振らなければいけないわけですから、これはなかなかに大変です。それだけでもテニスの王子様ファンにとってテニミュは一見の価値があると言えるでしょう。