3: LINEをいつまでも終わらせない

「いつまでもラリーに付き合ってくれるし、電話も切ろうとしないので、私がタイミングを見計らう感じです。

これはイケると思うじゃない?  と思っていたら『自分からLINEを終わらせたり電話を切ろうとするのはマナー違反。僕は失礼なことしたくない』だって」(りおさん・22歳)

よく言うと「マナーを重んじる男」悪く言うと「いい顔をしている男」です。分かりづらいですね……。

4: 「オシャレでかわいい子が好みなんだ」の一言で……

「気になる男性がそう言っていたと人づてに聞いたので、ファッション雑誌で研究、かわいくなる努力をしました。フェミニンな服に身を包んで……。

そうこうしているうちにその男性は一歩下がった癒し系の、普通の女性と付き合いましたよ。

『オシャレでかわいい子は見てるだけはいいけど、疲れる。空っぽだし』とのことでした。うのみにしないでちゃんとリサーチすればよかった。

内面重視という情報が欲しかった。そしたら私もいけたのに」(なつさん・26歳)

かわいい女性は観賞用、付き合う女性は内面で判断していたということですが、もともと内面のよさがセールスポイントだったなつさん。

リサーチ不足と「男性はかわいい女性がとにかく好き」と言う刷り込みが招いた結果となってしまいました。

恋の勘違いを起こさないために、チェックしたい部分は2つ。

会話や行動で「なんか変だな」「なんか腑に落ちないけどまあいいや」と言う違和感がなかったか、を確認しましょう。

たとえば、上のエピソードでは、ノーと言わない男性に対し「あれ? 私ばかり押してるかな?」のちょっとした疑問、れなさんの「だけ」が強調して聞こえ「“だけ”が多いなあ」という、少しの違和感がそうです。

もう一つは行動を起こしてくれているかどうか。言葉ではなく実際の行動で判断します。オシャレに変身して彼の前に現れても誘われない。ということは……。

これで「その男性は内面重視」の情報がなくてもわかりますね。

なんか心配。なんだか引っかかる。そんなときは、この2つのポイントがないか照らし合わせてみてくださいね。

たえなかすず:歌人。短歌を詠むことが好き。ブラブラとOL時代を送ったあと結婚し、二人の娘の母になった恋愛コラムニスト。他恋愛サイトでも連載中。昭和マニアなのでいつも昔に思いをはせています。恋愛の話と面白いネタに食いつきます。趣味は映画観賞とマラソン。