新型コロナウイルスの感染拡大を受け、外出自粛で家族が自宅で同じ時間を過ごすことが増えています。そんな中、夫婦仲が悪化したというお悩みはよく耳にします。

多かれ少なかれ、心当たりがあるという家庭もあるのでは?

例えば、あるママはこんな悩みを抱えています。

「新型コロナで外出自粛になってから!夫との考え方・意識の違いに愕然としています。

うちには3歳の子どもがいるので、親としては外からウイルスを持ち込まないように十分注意する必要があるのに、夫は大好きなゴルフに行けないことがストレスのようで、緊急事態宣言が出されても、週末は決まってゴルフの打ちっぱなしに行っていました。

『打ちっぱなしも自粛したら?』と伝えても『俺はいいんだ』『人とは接触しない』などと言って聞く耳を持ちません。

コロナによって夫の子どもへの愛情の薄さなどの本性を知り、ショックです。いまは家庭内別居同然の暮らしをしています。

緊急事態宣言が解除されても、夫との仲は改善されていません。今後どうすればいいですか? 子どものためにも考えたいです」(39歳のママ・兼業主婦)

このお悩みに対して、DV防止啓発活動を行う一般社団法人Turn to Smile(たんとすまいる)の代表理事で、心理カウンセラーの宗像美由(むなかた・みゆ)さんにアドバイスをいただきました。

宗像美由さん(以下、宗像)「緊急事態宣言の中、3歳のお子さんのために細心の注意を払い過ごされていらっしゃったとのこと、お疲れさまでした。

小さな子どもは元気いっぱい。せっかくの新緑の季節にもかかわらず、お外に行けないお子さんの心と体のケアをすることがどれだけ大変だったかと思うと、頭が下がる思いです。

自粛は解除されたとはいえ、コロナがなくなったわけではないので、まだまだ予断を許せず、先行きの見えない日々が続きそうですので、新しい日常に慣れるまでには人それぞれ時間がかかりますね」

夫の自分勝手な行動、どうとらえればよい?

夫が家族への感染リスクを考えずに自分勝手な行動をしていることについては、どのようにとらえるといいでしょうか?

宗像「コロナウイルスの感染リスクは、外出することで高まるといわれていますので、夫が出かけることで、不安な気持ちが強くなりますよね。また、大黒柱である夫が感染することによって経済的な不安がありますし、もし自分に感染したら、子どものお世話を誰がするのか?という不安、そして何よりも大切にしている子どもへの感染も心配ですね。

“人の行動には、目的がある“といわれているので、夫さんの行動にも何か目的があるのでしょうね。

自粛生活では、多くの人がストレスを感じやすくなっています。そのストレスを家庭内に向けることで、コロナDVやコロナ離婚、コロナ虐待が増えています。夫さんの打ちっぱなしが、自分のストレス解消で、それを家族に向けないための一つとして役立っていると考えることもできるのではないでしょうか」

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