なんで親が怒るのかを説明
子どものことを叱りたくて毎日のように声をあげているわけではないことを伝えましょう。子どものためを思って「将来、恥をかかないように叱る」親が多いとは思うのですが、親が説明しないと子どもにそれは伝わりません。
親の思惑通りに動かすためではないことも伝えましょう。
「大人になってから仕事にいけないとどうなると思う?お金がないよね」と噛み砕いて説明し、「お金がないと遊べないし、好きなものも買えないよ。だからちゃんとやることはやろうよ」「大人になってから困っている〇〇くんをママは見たくないよ」など、将来のためを思って指摘していることを伝えるといいですね。
日頃から怒らない
日頃から些細なことで怒るようでは、子どもも慣れてしまいます。性格によっては萎縮してしまうかもしれませんね。
イライラを子どもに八つ当たりしないようにすることはもちろんのこと、日頃は優しい親でありたいものですね。
筆者が聞いた子育てセンターの人の話では「ママは遊びの大先輩であると子どもは尊敬していうことを聞く」といっていました。一緒に遊ぶときは遊ぶ、叱るときはメリハリを持って叱るということを子どもに日頃の姿勢から理解してもらえるといいですね。
本格的に怒るまでの回数を決める
筆者の家の場合は三回同じことをしたら、本格的に叱るようにしています。
子どもはまだまだ未熟ですから、一回指摘されるくらいで直せないことも多く存在します。そこで、三回までの猶予を設けて、子どもたちがどう出るかの反応を見ることにしています。
「三回までは優しくいうけど、それ以降は怒るからね」ということで、子どもは自分で考えて行動してくれるようになりました。
小学生は叱り方一つで子どもの理解力が全然違う
自我が芽生えて、一人ひとりの個性も明確になるのが小学生でしょう。
「最近は子どもが言うことを聞かない」と思ったら、まずはその叱り方を見直す必要があるでしょう。自分のために言ってくれたり、有益な情報は聞き入れようするのは大人も一緒です。
まずは「嫌いで叱っているのではなく意味があって指摘している」ということを子どもに分かってもらえるといいですね。