フォトギャラリー【画像】お弁当にも!管理栄養士おすすめの「傷みにくいおかず」

夏場のおかずで気になるのが、傷むのでは?ということ。家族の健康を守るママにとって、いつも隣り合わせの食材やおかずが傷む・腐るリスクには敏感になりますよね。

そこで今回は、少しでもそんなママの不安を和らげるために、くらしいきいき株式会社の管理栄養士、柴戸かおるさんに傷みにくいおかずの特徴とおすすめレシピを6品教えていただきました。

お弁当のおかずにも使えるものもあるので、この機会にマスターしちゃいましょう。

傷みにくいおかずの特徴は?

作り置きおかずやお弁当におすすめの、常温で数時間経っても傷みにくいおかずとして、管理栄養士の柴戸さんは次の条件を挙げます。

  • お酢や梅が使われている
  • 加熱処理されている
  • 水分が少ない

柴戸かおるさん(以下、柴戸)「お酢や梅には強い抗菌・防腐効果があります。夏場の作り置きおかずでは、お酢や梅を積極的に活用すると保存性がよくなります。

また食中毒菌が繁殖する3つの要素として『温度』『水分』『栄養』がありますので、食材、特にお肉やお魚には中心部までしっかり火を通し、微生物が繁殖しないように、水分を少なくし、すこし濃い味付けにすることもおすすめです」

夏場も傷みにくいおかずレシピ6選

そこで柴戸さんに、夏場でも傷みにくいおかずのレシピを6つ教えていただきました!

1.梅の酸味でさっぱり美味しい!オクラとささみの梅肉和え

柴戸「梅の酸味でさっぱりといただけ、夏にぴったり。ささみと和えることでボリュームアップします。毎日の食事のあと一品としてや、お弁当の隙間埋めにもおすすめです」

「オクラとささみの梅肉和え」

【材料(2人分)】

  • オクラ 中5本
  • ささみ(筋をとっておく) 1本
  • 料理酒 小さじ2
  • 梅肉(チューブでも可) 小さじ1

【作り方】

  1. ゆでたオクラは食べやすい大きさに切る。
  2. ささみは酒をふりかけ、電子レンジで2~3分加熱し、粗熱が取れたらほぐす。
  3. (1)と(2)をあわせ、梅肉を和えたら出来上がり。(出典:クックパッド

2.夏にぴったりのニンジン消費お手軽サラダ!

柴戸「マリネのようにさっぱりといただける酢を使ったサラダです。混ぜ合わせるだけでできあがりのお手軽レシピ。お弁当の彩りにも大活躍しますよ」

「にんじんとちりめんじゃこのサラダ」

【材料(2人分)】

  • ちりめんじゃこ 大さじ4
  • にんじん 中1本
  • 酢 大さじ2
  • オリーブオイル 大さじ1
  • 塩コショウ 少々
  • しその葉 1枚

【作り方】

  1. にんじんは皮をむき、縦半分に切り、スライサーで薄く切る。
  2. ボウルににんじん・じゃこ・酢・オリーブオイル・塩コショウを順に加えて混ぜ、冷蔵庫に15~20分程度入れて味をなじませる。
  3. しその葉を敷いた器に(2)を盛って出来上がり(出典:クックパッド

3.たたいて味がしみて美味!たたきごぼうのごま酢和え

柴戸「ただのごま和えではなく、酢を使ったごま酢和えです。ごぼうは軽くたたくと味がしみやすくなり、美味しくいただけます」

「あと一品に。たたきごぼうのごま酢和え」

【材料(2人分)】

  • ごぼう 1/2本
  • ☆白すりごま 大さじ1
  • ☆しょうゆ 小さじ1/2
  • ☆きび砂糖 小さじ1/2
  • ☆酢 小さじ1
  • 酢(アク抜き用) 適量

【作り方】

  1. ごぼうはたわしでよく洗い半分の長さに切る。鍋に水とアク抜き用に少々の酢を入れて火にかけ、10分程茹でる。
  2. 粗熱をとったらすりこ木などでつぶれない程度に軽くたたいて、4~5㎝程の長さに切る。
  3. ボウルにごま酢(☆)の材料を混ぜ合わせ、ごぼうと和える。(出典:クックパッド