【長崎】上品な「あごだし」の旨味が野菜の麺に染み染み!
「あごだしの春雨ベジヌードル」
長崎県の特産品「あご」を知っていますか?
「あご」とはトビウオの別名で、長崎ではこの名称で呼ばれています。長崎の五島の近辺では9月頃の季節風が吹くと「あご」の大群が押し寄せ、これを獲って水揚げ後、すぐに干したものが「あごだし」になります。
海上を飛ぶトビウオは他の魚に比べて雑味となる脂肪分が少ないので、上品な旨味が特徴。
その旨みを存分に楽しめる春雨ベジヌードルスープはカロリーは控えめなのに、栄養は満点。お酒の後の締めにも、朝ご飯にもおすすめです。
このレシピでは根菜をピーラーで帯状にスライスして、麺のようにすることで食感を楽しめるように工夫をしています。
ニンジンなどの根菜が苦手な子どもでも、これなら抵抗なく食べてくれるはずですよ。また、季節ごとに旬の野菜を自分でアレンジして入れるのもおすすめです。
ちなみにスープで使った「あごだし」は袋からだしがらを取り出し、醤油やみりん、ごまと炒めながら水分を軽く飛ばせば、手作りふりかけにもなります!
【沖縄】「A1ソース」のコクでごはんのおかわりが止まらない!
「ソーキの泡盛ソース焼き」
沖縄では定番のステーキソース「A1ソース」に「黒糖」、そして「泡盛り」で作ったソースを、骨付き豚肉の「ソーキ」にたっぷり絡めたこのレシピ。
酸味と甘味がアクセントになった骨付き肉なので、とにかく食べ応え満点! 付け合わせのゴーヤがいい箸休めとなり、いくつでもお肉を食べられてしまいますよ。
野菜や果実、スパイスをモルトビネガー(大麦をベースにした酢)で作られている「A1ソース」。沖縄だけにアメリカで作られたソースかと思いきや、実はイギリスのもの。
日本のソースより酸味が強いので、さっぱりとした後味が特徴。
ステーキ肉にA1ソースを直接かけるだけでも十分おいしいですが、ミートソースやドミグラスソース、ビーフシチューを煮込む際に加えると、いつもとはひと味違うコクのある味付けができます。
北は青森から、南は沖縄までの4カ所のご当地食材をご紹介しました。
まだまだ食べたことのないご当地食材が日本各地にはたくさんあるんですね。ぜひレシピ動画でお料理に活用する方法を学んで、普段のお料理をちょっとアレンジしてみてはいかがですか?
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