再会を噛みしめるようにバラード曲が続くが、『BREAK DOWN』で、会場の雰囲気は一変。縦横無尽に駆け巡るレーザーが会場を赤く染め、エッジの効いた足さばきに、歓声が巻き起こる。「みんなのエネルギーを見せてください!」と煽って、『Beauty Beauty』ではキュートなダンスを披露し、客席は一気にヒートアップ! 「皆さん、昨日、何かいいものを召し上がったんですか? 今日すごくいいですよ!」と、ヒョンジュンの顔からとびきりの笑顔がこぼれる。

ライブ中盤、スクリーンに映し出された「お元気ですか?」で始まる一連のメッセージ。この舞台へ戻ってくるまでの迷いや不安、ファンへの熱い想いなどを綴った手紙だ。最後はヒョンジュン自ら、日本語で「HENECIA(=キム・ヒョンジュンのファン)の皆さん、愛してます」。そのままラブソング『僕は君のもの』へと続き、最後の最後に再び、「愛してるよ」とささやき、ファンをメロメロにさせる。

度重なる激甘な言葉に酔いしれているファンへ、彼は真顔でこうたずねる。「このVTRを作った時は、感動的だなと思っていましたが……。皆さん笑っていましたが、どの部分で笑ったんですか?」。このとぼけた質問に観客は大爆笑! 客席からの答えに「発音? あ~、その問題だったんですね」とため息をつくと、会場にはクスクス笑いが漏れる。さっきまでの甘いムードはどこへやら……。

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