さらに、次のアルバムについての質問が飛ぶと、「次のアルバムはシンプルでありながら聞き心地がいい、聞きやすい音楽を目指したいと思っています」と続け、「童謡を歌おうかな(笑)」と冗談を交えながら「一日も早く完成するように、皆さんが僕にいいインスピレーションをくださったらうれしいです」と巧みな話術で客席を沸かせた。
アンコール2曲目が終了したところで、「ここまではDVD(収録)用です。DVDは忘れて思いっきり遊びましょう!」と『U』がスタート。そして、最終的にアンコールで5曲も披露。最後の2曲では、舞台から降りて、一階の客席を自由に、走る・はしゃぐ・ハグ! そして客席に座ったり、ファンと肩を組んだりするたび、あちこちで大歓声が。
そして、『Love Like This』を歌い終えると、入隊した2年前を振り返りつつ「これからは、いつでもどこでも皆さんが望んでくださればステージに立つことができます。みなさん一緒にいてください」と、ファンとの別れを惜しむように何度も手を振って、“リダ”はステージを後にした。
自らを信じて待っていてくれたファンのために、歌も、トークも、演出も、全力のパフォーマンスで魅せたキム・ヒョンジュン。彼は確かに一流のアーティストだった。再び時を刻み始めた“リダ・ワールド”が、これからどんな発展をしていくのか見守りたい。
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