友達だったり同僚だったり、これまで恋愛対象外と思っていたのに、ふとしたきっかけで好きになってしまった。
こんな恋のはじまりは、決して珍しくありません。
思いがけない変化だからこそ、そんな自分に戸惑うのは男性も同じです。
恋愛対象外だった女性に突然「恋に落ちた」男性たちのエピソードをご紹介します。
こんなきっかけで恋愛対象外だった女性を好きになった!
1: 意外なときに共通点がわかって
「以前入っていたサークルで仲良くなった女性がいるのですが、それまではたまにLINEで話すくらいで、特に気になる存在ではなかったです。
それが、俺がバイクで事故を起こしたときにみんなでお見舞いに来て、『大丈夫? 大変なことはない?』とひとり暮らしの俺をすごく心配してくれて。
それからもLINEでよく連絡があり、実は彼女もバイクが好きで、昔事故を起こして乗らなくなったことを知りました。
それで俺のことも気にかけてくれるんだとわかりましたが、実際に買い物などで頼ってしまい、お礼を言うと『私は家族がいたから良かったけど、ひとりだと不安だし心細いよね』と笑顔で返してくれて、これまでしなかったバイクの話なんかで盛り上がるようになりました。
気がつけば彼女と会うのが楽しみになっていて、好きになったと気が付きました」(35歳/営業)
ハプニングがなければ知ることはなかった、相手の別の顔。
それをきっかけに距離が縮まり、好きになることもあります。
こちらのケースでは、女性は事故が小さなトラウマになっていたので自分から話題にすることがなく、でも身近な人が同じ目にあったことで心配になり、打ち明けてくれたそうです。
同じ趣味を持つ女性としてだけではなく、「本当に親身になってくれた」ことも、男性の恋心を刺激しました。
意外なタイミングで生まれた恋、このままいい関係に発展すればなと思います。
2: 距離の近さが居心地よくなって
「仕事でペアを組んでいる後輩がいて、俺の仕事をカバーしてくれたり休憩のときにドリンクを買ってくれたり、よく気がつく子だなと思っていました。
俺はあとでいざこざが起こるのが嫌だから社内恋愛はするまいと決めていて、この後輩とも『恋人が同じ会社って気を使うだけだよね』と話していたのですが……。
毎日一緒に行動するせいかお互いのプライベートについても話すようになって、家族は県外にいて彼女はひとり暮らしをしていることや、俺の趣味がジム通いで仕事終わりに筋トレしていることなど、いろんな話ができるようになりました。
『今日はジムに行くんですよね、頑張ってくださいね』と退社のときにゼリー飲料を渡してくれたり俺も彼女の好きなお菓子をプレゼントしたり、いつの間にか親しくなっていました。
同僚から『お前らすごく距離が近くない?』とつっこまれて、たしかに……と気がついたのですが、それが居心地がいいと思ったんですよね。
社内恋愛はしないと思っていたけど、彼女だけは特別だと思う時点で好きなんでしょうね……」(28歳/機械修理業)
こちらの男性は、「お互いに社内恋愛はしないと話していたことで、逆に油断したかも」と話していました。
ですが、本当に関心がなければ、どれだけ毎日顔を合わせていても好きになることはありません。
彼女の小さな気遣いの数々や、また自然とそれに応えてしまう心は、人としての相性が良いからこそ。
それを確認する時間が、居心地の良さにつながります。