全世界2500万部のベストセラー小説「アルテミス・ファウル」シリーズを、ディズニーが実写映画化。
クールで大胆不敵な主人公アルテミス、ファンタジーとSFが融合した圧巻の映像美など、見どころ満載の『アルテミスと妖精の身代金』レビューです。
原作は大ヒット児童文学シリーズ
原作の「アルテミス・ファウル」は、イギリスのオーエン・コルファーによる、大ヒット児童文学小説シリーズ。
同じ10代の少年が活躍する、ファンタジー・アドベンチャーであることから、“悪のハリー・ポッター”とも言われています。
伝説的な犯罪一家に生まれた12歳の天才少年 アルテミスと、妖精たちの戦いを描いたSFファンタジーである本シリーズは、全世界で親しまれ、発行部数は2500万部越え!
世界的ベストセラーを、ディズニーが満を持して実写化した作品です。
大胆不敵で超クール!新たなダークヒーロー誕生
主人公のアルテミスは、伝説的な犯罪一家の血を引く12歳の天才少年。
常人離れした天才ぶりに学校でも浮いてしまい、多忙な父親ともすれ違い気味で、人と上手く関わるのも苦手な様子でした。
学校での問題行動を危惧され、セラピーを受診させられた時も、終始高圧的な態度。
ドクターをことごとく論破し、「時間のムダだ。」と、啖呵を切って出て行ってしまいます。
およそディズニーの主人公らしからぬ行動ですが、その潔さに「やだ、かっこいい…」と、思わずときめいてしまいました。
悪の才能が覚醒!
そんなアルテミスですが、父の誘拐がきっかけに、悪の才能が開花。
愛する父親を取り戻すためなら手段を選ばず、妖精を誘拐して人質に取ったり、ドワーフのマルチ・ディガムズを上手く誘導して宝物を強奪したり…
スマートで大胆不敵な戦い方に、もうくぎ付け!
黒スーツでパリッとキメた、新たなダークヒーローの誕生から、目が離せません。