子どもを叱った時泣かれたりすると、ママも「言い過ぎたかな……」と後悔しますよね。

筆者も保育士時代に「この叱り方で正解かな?」「ちゃんと伝わっている?」と随分悩んだので、同じように悩みを抱えるママはとても多いと思います。

そこで「子どものためになる叱り方」と「ならない叱り方」「言い過ぎポイント」をご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

子どものためになる叱り方とは?

1:短くわかりやすく

幼い子の場合、物を投げたり、おもちゃを乱暴に扱ったりしがちですが「叱ってもわからないだろう」と思ってしまいますよね。

しかし、そのままにしておくとエスカレートしてお友達に物をぶつけてしまうことにもなりかねません。

例えば何か投げようとしたら、すぐに手を掴みじっと目を見て「ダメ」と短く叱りましょう。だらだら叱ると意味がよくわからないこともあり、話を聞いてくれなくなることも。

すぐにやめられなくても叱り続けることで自然と「やってはいけない」と認識してくれます。

2:理由を説明する

もし、ある程度話が理解できるのなら、なぜ叱るのか理由を説明してあげてください。

おもちゃの取り合いになった場合「お友達が先に使っていたでしょ」と言えば「だから叱られた」と思い徐々にスッと引いてくれるようになります。

これが「なぜ叱るの?」と感じるだけだと「それでもおもちゃで遊びたい」という気持ちが勝り、ケンカの原因になることも。

筆者も保育士時代「○○だから」と説明し「それならやめよう」と受け入れる子どもの姿を見て、根気よく理由を伝えることは大切だと実感しました。

3:しっかりフォローする

ついカッとなり「何度も同じこと言わせないで」などと感情的に叱ってしまうこともありますよね。また、子どもの悲しそうな顔を見ると「なんて言い方をしたのだろう」と後悔しがちです。

まずギュッと抱きしめて「○○ちゃんのこと大好きだよ」と子どもにもわかるように愛情表現してください。

それから「今度から気をつけようね」「○○ちゃんならできるよね」と言葉でフォローしてあげると子どもはとても安心します。

その子が喜ぶなら頬を手で包んだり、頭をなでてあげるのも効果的です。