殴る蹴るなどの暴力があったときは、はっきりと注意すること
自分の言いたいことをうまく伝えられない子どもは、人を叩いたり物を投げたりすることがあります。どのような理由があっても暴力はいけないことだと、はっきりと注意した方がよいでしょう。
例えば、下の子が遊んでいるおもちゃを上の子が「これで遊びたい!」と言って、勝手に遊び始めたとします。
下の子が取り返そうとして上の子を叩いた場合、「暴力はダメ」と注意するべきです。たとえ上の子が悪くても、相手をケガさせてしまうおそれがあるので、暴力はいけないことを伝えることが大切です。
ただ、おもちゃを取り上げられた下の子にとっては、自分だけが叱られているのは腑に落ちませんよね。当然ですが、下の子の許可なく勝手におもちゃを取り上げた上の子にも注意するべきでしょう。
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きょうだいのどちらか一方が悪いから叱るというより、単純に「悪いことをした子に注意する」というスタンスを忘れないことです。
そして喧嘩が終わった後は「おやつ食べよう!」「テレビ見ようよ」など誘ってみて、子どもたちの気分を切り替えてもいいですね。毎日の喧嘩、聞いているだけでも疲弊してしまいますが、うまく乗り切っていきましょう!
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