2020年9月17日、東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランドは、東京ディズニーランドの大規模開発エリアを9月28日にオープンすることを発表しました。
当面は、健康と安全のための対策として新施設の利用人数の制限などを実施し、慎重に運営していくとのこと。
このうれしいニュースと一緒に発表されたのが、「エントリー受付」と「スタンバイパス」の導入。
なんだか聞き慣れない言葉ですね。
今回は東京ディズニーリゾートに新しく導入される、この2つのサービスについて解説していきます。
どちらも「ゲストの密集防止」が目的
これまで、東京ディズニーリゾートでは、アトラクションの乗車整理券として「ディズニー・ファストパス」が発行されていました。
しかし、7月1日の営業再開以降、混雑防止のため、ファストパスの発行は行われていません。
新しく導入される「エントリー受付」と「スタンバイパス」は、アトラクションやキャラクターグリーティング施設に、たくさんのゲストが並ばないようにするための仕組みです。
どちらも申し込み・発行には、東京ディズニーリゾートの公式アプリが必要に。
それでは、どのような仕組みか見ていくことにしましょう。
ショー抽選に近い?「エントリー受付」
「エントリー受付」は、アプリで利用したい施設と時間帯を選び、そのエントリーが通れば利用できる、というもの。
ただし、受付の結果、アプリ上に「ご希望のコンテンツをお取りできませんでした」と表示された場合は、対象施設を利用することはできません。
先着順ではないため、申し込む時間帯などによって、その結果が変わってきます。
休園前まで行われていた、ショー抽選の仕組みと似ていますね。
施設を利用できる時間は、希望した時間帯の中からランダムに決まるため、注意が必要です。
キャラクターグリーティング施設は、入場するゲストの集中を避けるため、体験できる人数が絞られています。
以下は「エントリー受付」の対象施設です。
東京ディズニーランド
- 美女と野獣“魔法のものがたり”
- ベイマックスのハッピーライド
- シアターオーリンズ(キャラクターグリーティング)
- プラザパビリオン・バンドスタンド前(キャラクターグリーティング)
- ウッドチャック・グリーティングトレイル
- ミッキーの家とミート・ミッキー
- ミニーのスタイルスタジオ
- 【体験型フォトロケーション】ハッピーフェア・ラボ(トゥモローランド・ホール)
<実施期間>2021年1月13日(水)~3月18日(木)
※予告なく内容を変更したり、設置期間の延長および中止したりする場合があります。
東京ディズニーシー
- ブロードウェイ・ミュージックシアター(キャラクターグリーティング)
- ドックサイドステージ(キャラクターグリーティング)
- ヴィレッジ・グリーティングプレイス
- “サルードス・アミーゴス!”グリーティングドック
- ミッキー&フレンズ・グリーティングトレイル
- マーメイドラグーンシアター(キャラクターグリーティング)
これらの対象施設では、従来の「スタンバイ」のように、並んで待つことはできません。