欲しい性別の子が生まれた

先ほどのゆいちゃんのママも、3人目で念願の男児が生まれたそう。このように、望んでいた性別の子どもが生まれると、どうしてもそちらの方を可愛がってしまう傾向もあるようです。

「男の子は、女の子の育児よりも目が離せなくて大変だって思いました。すぐ動き回るし、お風呂とかも浴槽の水を全部出そうとしたり、すごくやんちゃなんです。でもその分、手がかかるだけ可愛いって思えるんです」。

子どもの性別に関しては、親の方は差別せずに育てているつもりでも、あとから生まれた性別が望んでいた性別だと、上の子よりも可愛がってしまうようです。

解決するのはどうすればよいの?

上の子を可愛いと思えないというママの意見を参考に、「上の子可愛くない症候群」は、どのように解決すればよいのでしょうか。

複数のママから、「上の子とのスキンシップを増やしたら、上の子の赤ちゃん返りが減ったり、愚図らなくなった」といいます。特に、上の子が急に赤ちゃん返りした場合は、甘えたいのを我慢しているからなのです。

今まで以上にギュっとしたり、お風呂などは二人で入るようにするなど、一緒に過ごす時間を作るよう意識してください。ママも、少し成長した上の子の姿を見れば、自然に愛情も復活していきます。

二人目以降の育児で余裕が生まれたり、欲しい性別の子が生まれたというケースから、上の子が可愛くなった場合は、上の子に下の子の育児を手伝ってもらいましょう。

上の子の年齢にもよりますが、おむつ替えや着替えなど、簡単なことを手伝ってもらうことで、上の子も下の子も関係なく、家族としての団結力が生まれます。

いかがでしたでしょうか。上の子が可愛くない症候群は、誰にでも当てはまる症状です。それが、一瞬なのか、ずっと続いてしまうのかはママ次第。

育児中は、なかなか心の余裕を持つことが難しいですが、子どもと過ごす時間を増やして、笑顔で育児できるようしたいですね。