夫婦仲をもっと深める方法

お手伝いを頼め合える関係でいるには、日頃から仲良しな夫婦でいることがキーポイント。夫婦仲をもっと深める方法をお伝えしましょう。周囲からも「子どもがいても仲良しね」と羨ましがられるかもしれません。

日頃からパパの活躍を認める

大人になっても、誰かに褒められることは嬉しいものですよね。日頃からパパの活躍を認めてあげることが大事です。「家で私がしていることなんてパパに伝わらない」と諦めてしまう女性も多いですが、パパの外での活躍を知らない女性も多いでしょう。

「毎日働くのって大変ね。当たり前にこなしているけど、すごいことだね」と褒めてあげると、パパも嬉しい気持ちになります。認めた上で、ママの現状の報告をすればスムーズに聞き入れてくれるものです。

頼っている雰囲気を出す

女性に頼られると弱い男性は多いものです。頼られることで、つい「仕方ないなぁ」と腰をあげてくれることも。特に外でバリバリ働いている男性ほど、頼られることは嫌いではありません。

手伝ったことでパパに得られるメリットを説明すれば、パパからしたら立派な仕事です。「パパが手伝ってくれたら、夕飯はゆっくり手間をかけて作れるんだけど」とご褒美を小出しにすると“二人で協力しあい生活を営んでいる”というベクトルが揃います。

きちんとお礼を伝え、その上で「今日の夕飯、美味しい?頑張った?」と素直に“褒められたい”“認められたい”というママの気持ちを出すことも大事です。

パパの話もちゃんと聞く

どんな育児書にも夫婦の指南書にも書いてあるのが「夫婦のコミュニケーションは大事」ということでしょう。しかし、「会話は取れている」と違和感を感じる女性も多いようです。

男性が求めている会話とは、ズバリ「癒し」なのです。妻でも女性でもなく、一人の人間として「自分のことを認めてほしい」という本音を持っています。

忙しいママは「そんな余裕ないよ!」と思ってしまうかもしれませんが、顔を合わせた時にさりげなく「パパが今したいことって何?」「パパがほしいものって何?」と、なんでもない時に聞いてみましょう。

問題解決を一緒にするパートナーという認識だけでなく、「楽しいことも一緒に実現するパートナー」と思わせることが夫婦がいつまでも円満に続くコツなのです。

「仕事が忙しくて」というパパの言葉に「私も忙しい」と、つい食ってかかりたくなりますが「そうだね。二人とも疲れちゃってるし、今度の休日は美味しいものを食べにいく?」など、家族は大前提のこと、ふたりで幸せになれる方法を模索していることを伝えることが大事です。

「今度の休日は昼まで寝ててよ。その代わり夕方は子どもと公園で遊んでほしい」など、頭ごなしに否定しないで譲り合える関係を目指したいですね。

夫婦円満の秘訣は話術にあり!

異性だけではなく、社会でも言えることですが、言い回し一つで相手が受ける印象が随分と違うことがあります。

最初のうちは「気を遣って話している感じが、気が休まらない」と思うでしょうが、そんな話し方を自分のものにするのは、ママにとっても社会や夫婦以外の関係を円滑に進めるうえで大切なスキルとなるはずです。

自分が選んで結婚した人ですから、いつまでも「パパを理解したい」という気持ちを忘れないようにしましょう。そんな歩み寄りを見せつければ、ついついパパも「うちの妻はいつまでも可愛いな」と思ってくれるはずですよ。

年子兄弟を養育する1994年生まれ。一度の離婚を経験しシングルマザーに、そして子連れ再婚へ。数多くの恋愛経験から、恋愛コラムを主に多くのメディアでコラムニストとして活躍する。自身の体験をもとに執筆するコラムに定評があり、他者の心を動かす投げかけコラムを得意とする。そのほか介護の資格を所持しており、現代の介護事情にも詳しい。ブログ