マーベル再始動! 『ワンダビジョン』前に予習したい“ワンダとビジョンの関係”4作品をマニアが徹底解説

『アベンジャーズ／インフィニティ・ウォー』

2人は恋人同士に!!

物語の冒頭、ヴィジョンの「2年間、人目を忍んで共に過ごしてきた」という台詞と、誰がどう見ても相思相愛の雰囲気で、共に隠遁生活を送る場面が。

やっぱりね!『シビル・ウォー／キャプテン・アメリカ』直後から、もう恋仲だったんだ!!

2人にムズキュンしつつ応援してきた筆者、この時点で大歓喜です。

ちなみに当シーン、ヴィジョンは人造人間でなく、ごく普通の人間の姿でした。（額にストーンが埋まってはいますが）

え、何で?!と思いつつ、ついぞ最後まで答え合わせは出来なかったので、『ワンダヴィジョン』で謎が解ければ良いですが、果たして。

襲撃によって引き裂かれ始める2人…

幸せな時も束の間、ヴィジョンの額に埋め込まれたマインド・ストーンを狙って、サノスの手下による襲撃を受ける2人。

ほぼ1発で戦闘不能にされてしまったヴィジョンを守るべく、これまでに見たことがないような気迫で立ち向かうワンダに、思わず胸が熱くなります。

その後アベンジャーズと合流し、ストーンを取り出した後、破壊する役目を担うワンダ。

しかし敵の猛攻に合い、愛するヴィジョンごとストーンを破壊するか、サノスにストーンを渡し全人類の半分の命を消すことになるか、辛過ぎる選択を迫られてしまうんです。

かつて自分の半身だった双子の弟を喪い、同じストーンから力を分け合う本当の理解者にして、最愛の人をやっと見つけたのに…

あまりにも非情な別れ

戦いは激化し、ついに最悪の決断をせざるを得なくなったワンダ。

この時のワンダの蒼白な顔や、絶対にさせないという強い意志、刺し違えてでも自分が守るんだという気迫…やばい、泣ける。

サノスはすぐそこまで来ており、いよいよタイムリミット。

拒絶し続けるワンダに対しヴィジョンは「大丈夫、君を感じるだけだ。」と、優しく導きます。

このヴィジョンの包容力!ワンダを丸ごと包み込む大人の余裕よ。

身を引き裂かれるような思いで、ヴィジョンを破壊し泣き崩れるワンダ。

対し、サノスはサクッと時間を戻して、たった今破壊されたヴィジョンを復活させ、目の前でストーンだけむしり取って行きます。

初めて見た時、非情の度を越し過ぎていて、思わず涙も引っ込みました。こんな事ある?

幸いにも残ったヴィジョンのボディ、しかし…

ストーンを揃えたサノスは、宣言通り指パッチンで、全人類の半分の命を消し去りました。

なんと、ワンダもその犠牲者に…!

ですが、ストーンだけむしり取ったサノスのおかげで、ヴィジョンのボディは残っています。

これはストーンに代わる動力源を探し、残ったアベンジャーズメンバーが彼を復活させてくれるぞ!と、期待してしまいますよね。

きっとトニーかシュリあたりが成し遂げ、次作でヴィジョン復活するでしょ!と、思ってました。思ってたんですけど…