暮らしてみてわかった沖縄ならではの幸せ

しかし、「チェーン店は少ないものの、地元ならではの店が多く、飲食店や居酒屋は東京に比べるとかなりお手頃」「台風対策のためで、ベランダが広い物件が多く、開放感がある」「新製品は手に入らなくても、一方で中古市場が盛んで、いろいろなものが手に入りやすい」など、一見デメリットに見えたものからメリットが生まれてきているようです。

特に飲食店は「子どもにやさしい店が多い」とのことで、家族で移住したい方にもピッタリかもしれません。

パワハラやクレーマーが少ないのも、おおらかな沖縄ならではの土地柄。「違う土地から来た人たちでも、気さくな人間関係が築けます。行事が多すぎて出費がかさむのと、噂が広まりやすいのは、ちょっと難ですが…」とのこと。

「都会の常識が当てはまらない部分も多々あるので、今とは異なる人生や恋愛を楽しみたい方にはオススメ」の場所ではないでしょうか。

「ぴあ中部版」映画担当を経て上京、その後はテレビ情報誌、不動産雑誌・広告などの編集・ライターを務める。著書に『年収350万円でも家が買える』(2014年・彩図社刊)。また、映画監督としては、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭などで注目され、2002年「異形ノ恋」(出演・西川方啓、木下ほうか、寺田農)でデビュー。