おこづかいのキャッシュレス化のメリット

イー・ラーニング研究所調べ「子どもがいる親世代に聞いた『子どものお小遣いに関するアンケート』」によると、おこづかいのキャッシュレス化に興味がない人は「使いすぎるのではないか不安」「使い方が学べるか不安」「セキュリティが不安」などの意見がある ようです。

しかし、段階を踏んで使い方を教えることができれば、おこづかいをキャッシュレス化するメリットは大いにあります。

何に使ったか、残高がいくらか確認できる

買い物をした時に毎回レシートを貰う、おこづかい帳をつけるなど、管理の仕方は様々ですが、管理を怠ったりすると正確に把握できません。

キャッシュレス決済は、どこで何に使ったか利用明細が見られるようになっています 。親子で確認ができることで管理がしやすく、お金の使い方の話し合いにも役立ちます。

お金の使い方を考えるようになる

キャッシュレス決済をすることで、ポイント付与サービスが受けられることがあります 。

お金をどのように使ったらメリットが大きいか、考えるきっかけになります。また、数字で物の価値やお金の価値を測る練習にもなるでしょう。

現金を渡さなくてすむ

キャッシュレスは、簡単な操作でインターネットから入金ができるため、手元に現金がなくてもおこづかいを渡すことができるものもあります 。

子どもが外出先で現金が足りなくなった時も、インターネットから入金をすることで素早く対応することができますし、紛失したり盗難にあっても利用停止をしたり残高の引継ぎができます。

金銭感覚のトレーニングになる

現金決済とキャッシュレス決済の、金銭感覚の差を埋めるためには慣れが必要です。子どものうちは、扱うお金の額も少ないですが大人は違います。

子どものうちから、見えないお金の金銭感覚をトレーニングしておくことで、大人になって利用機会が増えるであろう、後払い決済のクレジットカードの管理にも少なからず役立ちます。

どのキャッシュレスを利用したらいいの?

キャッシュレスも種類が沢山あり、どれを利用したら良いか迷われるかもしれません。

キャッシュレス決済は支払いのタイミングが3つあります。前払い・後払い・即時払いです。 この3つの中で、おこづかいのキャッシュレスを始めやすいのは、前払いと即時払いではないでしょうか。