「付き合ってから1年が経った時に、彼女が会社の都合で急に仕事を失いました。
そのタイミングで彼女を俺の家に迎え入れました。彼女はひと回り年下なうえ、俺はバツイチで子持ち。
出会った時は俺が結婚していて、始まりの数ヶ月は不倫でした。子供の母親である元妻は、奔放なタイプで浮気も何度かあり……お互いなんとなく離婚を考えている時に彼女と出会いました。
元妻は子育てに向いていないタイプでもあったので、離婚後は子供は当然俺が引き取ることに。
俺の子供も彼女には最初から懐いていて、家にもよく遊びに来ていたこともあって、同棲してからは本当の家族のような感じに。
でも、若い彼女を実の子供ではない、俺と元妻の子供の母親にしてしまって良いのか。バツイチで子持ち、しかもひと回りも年上の俺なんかが結婚相手で良いのか。
彼女とは離れたくないけど、彼女の相手が本当に俺なんかで良いのか、と思うとなかなかプロポーズできなくて……。
同棲をして、4年が経った頃。付き合ってからは5年という時が過ぎていました。
そんな時に彼女が職場で知り合った男性と親密に。歳の近い、子供のいない男性の方が彼女は幸せになれるのではないか、と思う反面、心の中では嫉妬でいっぱいで……。
このままの関係ではお互いよくない、と思い切って彼女に『もしも俺以外にいい人がいるなら、別れよう。でも、もし俺を選んでくれるんであれば、結婚してほしい』と伝えました。
彼女は嬉し泣きして『うん』と答えてくれました。その職場の男性と親密に見えたのも、同じ職場の彼女が仲のいい女性との間を取り持っていただけだということがわかり、待たせてしまったけど結婚することができました」(42歳/経営者)
こちらの男性のように、どちらかに子供がいる、年齢が大きく離れているなどの事情がある場合は、結婚を躊躇してしまう気持ちも理解できますよね。
彼女と親密そうな間柄の男性という存在が現れたことにより、彼氏の気持ちが明確になり、行動を起こすきっかけに繋がったということですが、お互いが思い合う気持ちがあれば、小さなことでも、長い同棲生活の終止符を打つきっかけになりえると言えるでしょう。