彼女との“別れ”を決意した瞬間#10「束縛の限界!」

「以前付き合っていた子は、束縛が激しいタイプの子でした。

付き合う前から、SNSで女性と写真に写っているのを見て『これ誰?』と聞いてくるほどだったので、束縛が激しいことも承知で付き合っていました。

それ以上に彼女のことが好きだったし、年齢も8歳下だったのでしょうがないな、と思ってました。

付き合って1年ほどが経ったタイミングで、俺が会社を退職して起業しました。

起業といっても、友人と共同経営の小さなデザイン事務所ですが、家の近くの物件を借りて、そこを事務所にしていました。

彼女が『自分の事務所なんてかっこいいね!』と言ってくれて、俺の名刺を欲しがったので、かわいいな、と思い、何も考えずに名刺を渡しました。

名刺を渡した翌日。彼女から事務所に電話がかかってきました。

『どうしたの?』と聞くと、『ちょっとかけてみただけ!』と言われ、特に気に留めませんでした。

起業したばかりで仕事は忙しく、彼女からのLINEを返信するのも遅くなってしまい、既読スルーしてしまうこともしばしば。

すると、彼女が毎日22時になると決まって事務所に電話をしてくるようになったんです。

なんでそんなことをするのか聞いたら、本当に仕事をしているのかチェックしたい、と…。

俺1人の事務所ならまだいいけど、友人と共同経営ですし、仕事の電話がその間にかかってきたらどうするんだろう、と一気にドン引きしてしまって。

彼女も社会人なんだから、そのくらい考えて欲しかったですね。別れを考えるきっかけになってしまいました」(36歳/経営者)

彼氏のことが好きで仕方がないから束縛してしまう、ということは理解できます。

しかし、行き過ぎた行動が彼氏との別れのきっかけになってしまうことがある、ということを踏まえて行動をするべきですよね。

また、こちらのケースは相手が大切にしていることを理解できていなかったことも別れの原因につながってしまったのではないでしょうか。

アパレル、広告代理店勤務を経て、ライターに。自分や友人の経験をもとに恋愛記事をメインに執筆中。好きなものはファッション、美容、映画。ディズニーリゾートの近くで生まれ育ったため、ディズニーリゾートに行くことがストレス発散法なディズニー女子。