「言うのが優しさなのか、我慢するのが優しさなのか…」

知人の脇から漂う刺激臭を感じた時に、誰もが直面する大きな命題です。人類の大半がこの通過儀礼を体験し、そして多くの人は「言わない」という選択肢を選んできたのではないでしょうか? しかし目がシパシパするような強烈な匂いの場合、意を決して指摘するのが本人のためになる場合もあるはず。

「あの人との関係を大事にしたいからこそ、脇の臭いを何とかして欲しい!」

現代の医学を持ってすれば、本人がワキガの事実を受け止めさえすれば、色々な対策をとることも可能なはずです。この夏こそは勇気を出して、大切なあの人に「ワキガですよ!」と伝えよう!

 

 

 

 

1.脇でキュウリの漬物を漬けようとする

「この臭いなら、強い酒のアテにちょうどいい漬物ができそう!」、そんな気持ちをストレートに表現してみるのがこちらの方法。キュウリを脇に挟まれた方は、「えっ! 俺の脇、ぬか床よりもキュウリ漬けてみたくなる臭いしてるんだ!」と、自然な流れで自分が抱える問題に気がつくことでしょう。実にスマートな方法です。

この方法を「スマート・キューカンボー」と名付けたいほどです。

 

 

 

 

2.近くにいるのにビデオチャットで話す

声が届く距離なのに、少し離れてビデオチャットで会話を始めれば、「おかしい…なぜこの距離でビデオチャットを…まさか…?」と、本人に“気づき”を与えられるはずです。

「なんでやねんホンマwwwwwww なんでこの距離でビデオチャットやねんwwwwww ええ加減にしいや~!!」

と、対象がしょうもないメッセージを書き込んできた場合、相手のワキガリテラシーはかなり低いと考えられるため、苦戦が予想されることでしょう。

 

 

 

 

3.自分の鼻を削ごうとする

突然自分の鼻を削ごうとする人が目の前に現れた場合、その人は「突然相手が正気を失った」と考えるか、「周囲に自分が気づかない、耐えがたい匂いが充満しているのでは?」と考えるはず。

鼻を削いだ後もあなたが普通の行動をしていれば、選択肢は自然と一つに絞られます。リスクは高い方法ですが、その分期待値も高い自己犠牲的行為と言えるでしょう。

バックナンバー