丁寧な動きと美しい姿勢
上品な女性の特徴のひとつが、ひとつひとつの動きが丁寧という点。例えば、お酒を飲むとき。
右手でグラスを持ったら、左手をグラスに軽く添えてお酒を飲みます。片手でグラスを握り、グイっと飲むのに比べると、一方の手を添えるだけで、印象がだいぶ違いますよね。お酒を飲むというひとつの行動ですら、丁寧です。
また、背筋をすっと伸ばした美しい姿勢は、背中から、上品な雰囲気を漂わせます。常に美しい姿勢を意識するだけで、印象が変わります。みなさんも、普段から美しい姿勢を意識してみてはいかがでしょう。
雑な行動が下品の元
全身を高級ブランドでかためていても、下品な雰囲気の女性は少なくないですよね。下品に見えるその原因は、無意識にしている雑な行動にあります。
銀座の通りで時々見かける、着物を着て、裾が乱れるのも気にせず大股で歩く女性や、お客様の前では上品な女性を演じていても、ロッカールームに戻ると、大きな音を立てて、ゴミをごみ箱に投げ捨てる女性。
会話の途中や食事の最中、無意識に、しかも度々スマホをチェックしてしまうのも、相手を不快にする雑な行動。上品な女性はマナーを承知し、デート中や食事中は、スマホはカバンの中にしまっています。
普段の雑な行動が積み重なると、品のない女性の出来上がりです。
正しい言葉づかいで上品さアップ
上品な女性はことばを正しく使います。「マジ?」「超○○」など、友人同士だと使ってしまいそうな言葉ですが、品のなさをアピールする結果に。自分が言葉を正しく使っているか意識すると、相手からもたれる印象が一気に変わります。
本物に触れる
毎日、触れるもの、見るもの、読むもの、聞くものが自分自身をつくっています。日々、自分の中に”積み重ねるもの”を、意識して選択するのはとても大切です。
銀座のクラブのホステスの女性は、毎日、本物に触れています。お客様と行くフレンチレストランや、高級ブランドのドレス、最高級のシャンパンを頂き、本物のビジネスパーソンと知的な会話をする経験を、日々、積み重ねることで、自分自身も本物になっていきます。
加えて、積極的に、美術館で絵画鑑賞をしたり、オペラやバレエなど鑑賞し、本物に触れ、自分の内側に品を揃える努力をしています。
逆に、毎日カップラーメンを食べて、ダラダラとネットサーフィンをし、ワイドショーのゴシップネタに触れ続けるような生活では、上品な女性になる”積み重ね”はできません。
自分の身の回りにあるもの全てが、自分自身をつくります。本物に触れる経験は、自分の中に”品”を貯めることになります。美術館へ行く、食事をする場所を選ぶなど、本物に触れる機会を、意識してつくってみてはいかがでしょうか。
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いかがでしたか? 上品な女性は男性の憧れ。全方位からモテます。上記を参考に、上品な女性になる行動を積み重ねてみてはいかがでしょうか?