「パパ見知り」対策はシンプルに、「諦めない」こと
「パパ見知り」が、いつもと違うから、なんかイヤ!という理由なのだとしたら、もはや「パパをいつもの人にする」しか方法はありません。
それに、仏心を見せて「泣かれたら気の毒だから私がやるよ」なんて言おうものなら、ダンナは永久に寝かし付けの戦線離脱を決め込むのはわかり切っていたので、心を鬼にして(本当ですよ?笑)、今まで通り、寝かし付けをやってもらうことにしました。
ただ、まめの泣きっぷりが大フィーバーしてしまって、どうにも収まりそうにない場合のみ、バトンタッチ、という流れ。
ウチのダンナはすぐに大人気なく拗ねるので(苦笑)、こっちもだんだんイライラしてきて上手に慰めてあげられませんでしたが(父ちゃんゴメンよ…)、泣かれる方がショックなのは間違いないので、できる方はぜひ、優しく慰めてあげてることをおすすめします。
ちなみに、すぐにベビーベッドに寝かせるジーナ式を強行すると、ギャン泣きになる確率も高め。
そこで寝かしつける方法はダンナに任せることにしたところ、試行錯誤したのち、彼なりのルーティンを見つけたようでした。
父ちゃん流「パパ見知り」で泣くわが子の寝かし付け
1. 大きな手を生かした「背中ボスボス」で落ち着かせる
手を軽く丸め、背中をトントンと叩くよりは、ボスボスと音が鳴るように叩くことで、胎内の心音に近い音が出すのが「背中ボスボス」。
叩く強さというより、音の大きさがキモ。男の人はそもそも力が強いので、力加減にはご注意を。
2. 胸を密着させたままベッド着地
まめがうとうとし始めたら、次の難関は触れると泣き出す「背中のスイッチ」。そこでベッドに着地したことを気付かせないために編み出したのが、「着地するまで胸を密着したまま離さない」という方法。
ギュッと抱っこしたままの状態で、まめの背中をベッドにつけ、少しずつ離れていくと、背中のスイッチがオンにならずに済む「場合が多かった」ようでした(笑)。
おくるみをギュッと巻いておくことと、胸を離した後もお腹の上に腕をしばらく置いておくと、さらに背中のスイッチが入りにくかったです。
寝るのが嫌いなベビーのジーナ式実践編
着地するまでに完全に眠ってしまっていなければ、ジーナ式としても問題はないようなので、寝る前に必ず大泣きする赤ちゃんは、この父ちゃん流寝かし付け法を「おやすみの儀式」として取り入れてみるのも良いかもしれないです。
実際に私も、この手法にはお世話になりました(笑)。ちょっと油断するとボスボス中に腕の中ですっかり眠ってしまったりするので、ベッド着地のタイミングにはご注意ください。
泣き止まない時ももちろんありましたが、夜泣きは0歳のうちにほぼ卒業できたので、ジーナ式にチャレンジしているけど、毎晩激しく泣かれて辛い…というママパパの参考になれたら嬉しいです。
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