4.おおらかさも大事

年下男性が年上女性に一番期待していることといえば、なんといっても、やはりおおらかさだといえそうです。ちょっとのことでは動揺しない落ち着きや、なんでも包み込んであげられるような度量の広さは、年下女性にはなかなか出せないところ。

だからこそ、年上女性が持つおおらかさに惹かれる年下男性は多いので、そこのところを活用しない手はありません。年下彼氏の性格にもよりますが、静かなタイプならそっとよりそうように、活発なタイプなら相手の行動をどっしりと見守るようにできればいいですね。

大人になったら、なかなかまわりに弱音を吐くこともできなくなりますが、年下男性だって時には甘えたくなることもあります。そんなときに、年上女性がおおらかに接してあげることがコツだといえるでしょう。

5.現実的になりすぎない

年下男性よりも年上女性のほうが、現実的に物事を見つめているでしょう。だからといってあまり現実的になりすぎないように注意したいところです。

例えば、年下男性と本当に付き合えるのかどうか、もし付き合っても何カ月ぐらいで結婚の話になるのか、将来の話にならない場合はどのくらいで自分から切り出せばいいのかなど、現実的に考えたらつい焦ってしまう年上女性もいるかもしれません。

ですが、隠そうとしても、そんな焦りは言動にあらわれてしまい、それが逆に年下男性を引かせてしまうことも。そんな時は、頭で考えすぎず、心で感じる想いを大事にすることを意識して心がけてみてください。

6.先輩風を吹かせない

年下男性と年上女性が仲良くなって、ふたりの間での年の差をあまり感じなくなったとしても、やっぱり心のどこかで「私のほうが年上なんだし……」と思ってしまう場面があるかもしれません。年上女性のほうが社会に出てからの経験も長いので、つい先輩風を吹かせないように、そこは注意したいところ。

もしこれが男女逆の場合なら、年下女性は年上男性に率先力を求めることが多いため、先輩風を吹かせてもあまり違和感を覚えないこともあるのですが、年上女性にアレコレ言われると、年下男性は萎縮してしまうなんてことも……。

年上女性から見るとまだ少し頼りないように見える年下男性でも、特に仕事のことにはあまり口を挟まないようにして、年下男性のことを応援してあげたいものです。

7.まわりから攻めるのは要注意

気になる年下男性の脈があまりなさそうだと感じて、だったらまわりから攻めよう、とは思わないように注意しましょう。

もちろん、年上女性の気持ちが本気であればあるほど、その恋に協力してくれる人は多いほうが助かります。でも、他に手がないからまずはまわりから攻めようとすると、そのあざとさを年下男性が知った時、途端に嫌がられる可能性も。

その時々で状況を見ながら、おたがいの距離感を縮めていけるといいでしょう。

大阪生まれ。出版社勤務後、ライター&編集者として独立。エッセイ本『どうしても、結婚したかった。1000人の男性と出会った私の婚活ラプソディー』(発行:東京ニュース通信社/発売:講談社)2024年4月1日発売。音楽、日本・韓国などのドラマやTV・映画といったエンタメから恋愛・婚活・育児など女性向けジャンルを手がける。公式サイト