3: 同時進行も組み合わせを考える
時間に追われず余裕を生み出すためには、効率を重視した「同時進行」も欠かせません。
例えば時間を掛けてコトコト煮る必要がある豚の角煮などを作りながら、掃除機を掛けるなどといったことは時間短縮の上でとても効率的だと言えます。
しかし、子どもの面倒や宿題をみながら料理をするという行為は、子どもに気を取られながら火を使うということですから、逆に非効率となる場合もあるのです。
火を使いますから、煮こぼれないか、焦げ付かないかを気にし、そんな状況では子どもにも集中することが出来ず、どちらも中途半端になってしまいます。
仮に子どもに集中して、料理を焦がしてしまったら、また最初からやり直しとなることから更に時間が掛かり二度手間です。そうなれば時間短縮どころか余計に時間を取られ、結果的に時間に追われることになってしまうのです。
ですから、効率的になること、非効率になることをしっかりと理解しながら家事を組み合わせ、時間的余裕を生み出す必要があるということですね。
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このように、時間を上手に使い、心にも余裕を持たせる「時間セレブ」になるための3つの法則が、「マイルールを作る」「目的と制限時間を設ける」「効率的な同時進行」であることが分かりました。
家事や育児を余裕でこなしながら、オシャレや趣味まで楽しんでいる幸せそうな「時間セレブ」の人は、時間というものの捉え方、時間の使い方が時間ビンボーな人とは違い、理にかなっていると言えます。
「時間セレブ」は金銭的なセレブとは違い、考え方や工夫次第で誰でも手に入れることができるものですから、諦めずに前向きに考え、人生を楽しんでもらいたいものです。
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