![](https://urepia.ismcdn.jp/mwimgs/4/a/640m/img_4a8e564dfd27531aa127e76c7c8155ce52933.jpg)
子どもに文字を教えるとき、もっと伸ばそうと、出来ていない箇所を真っ赤に添削する先生がいます。
熱心なのはわかりますが、果たして子どもにとってはどうなのでしょうか。
『動画でおぼえちゃう 笑えるひらがな(小学館)』の著者の立石美津子が詳しく解説します。
私は長年、文字指導の仕事に関わってきていますが、ダメ出しされて「よし、頑張ろう!」となる子には一度も出会ったことがありません。
文字の添削の話
![](https://urepia.ismcdn.jp/mwimgs/5/5/640m/img_55cc7018951085176be6eecd8fd3e2b356276.jpg)
先生も人間です。
おおざっぱな性格の人もいれば、細かくキッチリしている先生もいます。
おおざっぱな、テキトー先生の場合
字形が多少崩れていても、「とめ」「はね」「はらい」がお手本通りきっちり書けていなくても、特に添削しない大ざっぱ過ぎる先生。
そんな大ざっぱな先生の生徒は「萎縮せず、伸び伸び字を書くようになる」メリットがあるかもしれません。
しかしその一方で、「試験で『6』か『O』か分からない雑な数字を書いて、バツにされてしまった」などのデメリットもあります。
細かすぎる先生の場合
![](https://urepia.ismcdn.jp/mwimgs/0/5/640m/img_052a2a6bb8052e4981c2e04ae793848e81454.jpg)
虫眼鏡で手本と照らし合わせて添削しているのかしら?と思ってしまうほど細かくチェックし添削する先生。
そんな先生の生徒は「正しく丁寧に書くことを厳しく指導された結果、文字の正しい書き方を学習できる」というメリットがあるかもしれません。
ただし「小学校入学直後からダメ出しをされて、勉強することが嫌いになる」といったデメリットもあります。
関連記事