●OWNER MrCanBeさん
「作品(サクラ大戦)のイメージを壊さないよう、淡い桜のイメージでまとめました」
品のいい淡い色調が特徴的。それでいて、“遠目からでも分かる人は分かる”という仕上がりになっているのが心憎い。作品のエッセンスだけを抽出して、あえて引き算をしたセンスが光る一台。
●OWNER 連盟☆みんちが板長!さん
「石川県が舞台となったアニメ、花咲くいろはの鶴来民子仕様です! 民子に一目惚れをして!この仕様にしました! この仕様にしてからは、いろんな思い出を作ることができました。アニメが終わっても、今の仕様を続けていきたいです。僕にとってかけがえのない仕様です!」
車体の“キャンバス”の広さを存分に生かし、見る人にインパクトを与えるデザインに仕上がっている。後ろから見たビジュアルも賑やかで、つい見とれてしまいそう。後ろを走る車は要注意!?
●OWNER 苺さん
「痛車の中では数少ない少年漫画の男性キャラを使用しています。ステッカーを貼る場所などはキャラの言葉などストーリーを含ませて仕上げました。BLEACHファンにしかわからないステッカーの仕上げに注目してほしいです」
少年漫画で男性キャラ、という珍しいモチーフな分、注がれている愛情もひとしお、というところ。「ファンにしかわからない」こだわりとともに、和のテイストが背景の紅葉に映える写真の構図にも注目したい。
●OWNER つのイタルさん
「作品は『ストライクウィッチーズ』。運転席側に描かれた芳佳と、助手席側に描かれたリーネは作中でも特に仲良しキャラで、かつ私(運転席)は芳佳、彼女(助手席)はリーネ推しという意見もあり、この配置に決めました。バックの構図が個人的にイチ推しです!」
鮮やかな黄色の車体にイラストが映える、見た目に楽しい一台。キャラクターの関係性も加味して考え抜かれた配置で、生き生きとした表情も魅力的。原作ファンも納得のセンスあふれる痛車だと言える。
痛車で町おこし、やってます(鷲宮商工会)
「痛車ギャラリー」のコーナーで、オーナーへの声掛けに協力してもらったのが、埼玉県久喜市の『鷲宮商工会』。鷲宮は人気アニメ『らき☆すた』に地元神社が登場することからファンの聖地として知られ、痛車を集めた「痛車祭り」や、オタク向けの婚活イベント「オタ婚活」など、アキバ文化を積極的に取り入れて地域振興を推進している。
定期的に『らき☆すた』関連イベントが行われているので、公式HPをチェックしてみよう。