8月20日よりスタートした舞台「戦国BASARA vs Devil May Cry」の公演が、8月30日までアイア2.5シアタートーキョーで行われている。

本作はカプコンのゲーム「戦国BASARA」と「Devil May Cry」によるコラボレーション。

「戦国BASARA」はすでに何度も舞台化を果たしているが、「Devil May Cry」は舞台化そのものが初となる。キャラクターも世界観もまるで異なる二つの人気作品が、いったいどんな形でコラボしたのか。

写真と共にレポートしよう。なお、ストーリーにも多少触れるが、ネタバレはしていないので安心してほしい。

まずは両作品を知らないという人のために簡単に解説しておこう。

「戦国BASARA」はその名の通り、戦国時代を舞台にしたスタイリッシュアクションゲーム。伊達政宗や真田幸村といった現代でも人気の戦国武将がところ狭しと戦場を駆け回り、派手な必殺技で敵をなぎ倒していく爽快なゲームだ。

一方、「Devil May Cry」は、人間と悪魔の間に生まれた半人半魔のダンテが主人公のアクションゲーム。表向きは便利屋だが、裏では悪魔狩り稼業を営んでいるという設定で、銃や剣を用いたスタイリッシュなアクションが特徴だ。

……といった具合に世界観も何もかも異なる両作品だが、一つだけ共通していることがある。

それは「スタイリッシュなアクション」がゲームの重要な要素になっているということだ。

この舞台で二つの世界を結びつけるポイントがあるとしたら、もうそこしかない。ということは、「スタイリッシュ×スタイリッシュ」ということで、何倍もスタイリッシュなアクションが見られるのではないか。

そんな期待を胸に舞台がスタート。

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始まりは「Devil May Cry」の世界から。ダンテが部屋でピザを食べるおなじみの光景から幕を開けた。トリッシュやレディもいる。彼女らのセクシーな衣装にはドキドキさせられる。

「Devil May Cry」の方は初の舞台化ということでどうなるかと思っていたが、こうして見ると衣装が派手なこともあり、かなり舞台向きのビジュアルだなという印象だ。