「想定外の出費」に備えているかどうか
受験中の試験料や併願校の入学金納入だけでも、進学先が決まるまで、積もればかなりの金額になります。
中学受験が成功して志望校へ進学できたとしても、学費だけ備えておけば安心というわけではありません。
大抵は遠方へ通うことが多いでしょうからその分交通費がかかりますし、部費の高い部活に入部すればその分費用がかかります。
そんな中、一番の想定外の出費といえば「塾代」です。
進学して塾代が必要なくなると思いきや、学校の授業についていけないなどの理由で、塾通いや家庭教師をつけることになってしまったというケースは、決して少なくないのです。
子どもが志望校へ進学できても、学費以外の想定外の出費はあるということを分かった上で、問題なく準備できるかどうかも事前にチェックしておきましょう。
「時間」があるかどうか
中学受験は子どもだけでなく、大人も多くの時間を費やす必要があります。
受験生はまだ子どもですから、タイムマネジメントも親がする必要がありますし、塾への送迎や夕食、夜食づくりも欠かせません。
中学受験に関するあらゆる知識も、親自身が吸収しておかなければなりません。
親自身の頭も身体も子どもの中学受験のために費やす時間が欠かせないので、それを確保できるかどうかも事前にチェックしておく必要があります。
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以上のことをよく考えてから、中学受験をするかどうかを決めても決して遅くはないですよ。
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