事例2:魅力的な大人のオヤジになりたい
端正な顔立ちのBさん(31歳)は小さい頃からイケメンと騒がれ、一時的にオレ様になってしまった苦い過去を持っています。
「中学に入学したばかりの頃に、昼休みになると上級生の女子たちが僕を見にきたんです。優越感に浸るあまり、自意識過剰となってしまいました。5歳上の兄から指摘されて、はっと目が覚めたんです」
その後、Bさんはイケメン好きの女性に対して引いてしまうようになったそうです。
さらに大学生の頃に「イケメンは若い時だけが旬。20歳を過ぎると芸能人でもない限り、顔だけで生きていけない。しかも劣化が激しくなれば若い頃に比較される。屈辱だ」と痛感。
社会人になってからは、年齢を重ねても「魅力的な大人になる」ことをモットーとしているそうです。
goodイケメンの特徴をまとめると次のようになります。
- イケメンに重圧感を感じたことがある
- 「若い頃が旬」と思われたくない
- イケメンという自分の立ち位置にクールである
- 人間性を重視されたい
- 魅力的なオヤジになりたい
- 「イケメン」ときゃあきゃあ騒ぐ女性が苦手
「badイケメン」の特徴
事例:大人の男性に恵まれない
元地下アイドルのCさん(32歳)は、コロナで空前のスピリチャルブームに乗り、スピ系の占い師になりました。
芸能の世界ではお金を稼げませんでしたが、今のCさんはコロナ関連の支援金をもらいながら、徐々に仕事も増えているそうです。投資もやっているので、今年中には支援金に頼らずに、好きなことで暮らせると言っています。
しかしCさんには長年の間、彼女がいません。その理由を彼の周囲のアラサー女性たちが、次のように答えてくれました。
「彼がビジネスの師匠とあがめる人があまりにも怪しすぎる。しかも周りに非常識な男性が多いのが気になる」
「支援金を目当てにするなんて、楽をして生きたいという気がする」
「投資というけど、やっていることはギャンブル」
「仕事が安定しないのは飽きっぽいから」
「夢見がち。非現実的」
なかなか厳しい意見ですね。この事例から読み取る、badイケメンの特徴は次のようになります。
- 周囲の大人の男性にまともな人がいない。人を見る目がない
- ギャンブル好き
- 楽をして生きたい
- 飽きっぽい
- 夢見がちで非現実的
結論はとしては「結婚に向かない男」ということになるでしょう。このタイプのイケメンは結婚を視野に入れない女性を好みます。
結婚を意識している同年代女性からモテないのは当たり前ですね。