突き抜けるようなパワフルな歌声と、聴く者の心にじわりと染み渡るような繊細な表現力を兼ね備えた佐咲紗花。デビューから3年を迎え、今もっとも注目されているアーティストの一人だ。

そんな彼女の最新アルバム『Daybreaker』を引っさげた、1年半ぶりのライブツアー『佐咲紗花 LIVE TOUR 2013 Link to You -Daybreaker-』が、7月15日(月)よりスタート。また6月5日(水)にはニコニコ生放送番組『アニメぴあちゃんねる』への出演が決定している。

ツアーに対する意気込みや、2ndアルバム『Daybreaker』に込めた思いなど、佐咲紗花の"今"を取材した。

 

「やってみなければ未来は変わらない」ということを伝えたかった

――まずは2ndアルバム『Daybreaker』に込めた思いについて聞かせてください。

佐咲「『Daybreaker』は、夜明けという意味のDaybreakにerをつけて、"夜明けを連れてくる人"という意味の造語です。私自身が歌や行動でみんなに新しい夜明けの光を見せてあげられる人になりたいという意味をこめてつけました」

――アルバム全体のオープニングでもある1曲目の『Break your world』では、歌から始まるイントロが印象的です。

佐咲「今回は私の声からこのアルバムを始めたかったのと、まず自分の殻をぶち破ろうというテーマを最初に持ってきたかったんです。2曲目の『BLAZE MOMENT~紅蓮浄歌~』と迷ったのですが、まずは自分の言葉で始めたかったので、自分が作詞した『Break your world』を選びました」
 

――アルバム全体にストーリー性がありますよね。

佐咲「歌詞の部分で流れを作りました。"がんばって"というメッセージだけじゃなくて、できないことはいっぱいあるし、がんばっても届かないものもある。でもやってもいないのに無理だってことにはしたくないし、やってみなければ未来は変わらないということも伝えたかったんです。

たとえば今、アニソンシンガーを目指している子たちから、目指したいけどどうせうまくないしとか、親が反対してるからとか、そういう声を聞くんですね。でもそれって試してみたわけじゃなくて、その前の段階であきらめたり弱気になっているわけですよね。やる前から自分であきらめていたら、叶うわけはないんです。私も遅咲きだったけど、こうやって一つ一つ夢を叶えてきたし、それを背中で見せられる人でありたいなと思ってます」