2:さまざまな調理法を試してみる

子どもは、いろいろな理由があって「これ、嫌い」と判断していますよね。ワガママで言っているわけではなく、味が嫌い、食感が嫌い、においが嫌いなど、生理的に拒否したくなる理由があるようです。

「生野菜はまったく食べないけど、柔らかく煮たら食べられる野菜もある。なので基本、うちは野菜は煮物や味噌汁の具として出しています」

こんなふうに、味噌汁に入れたらなんでも食べるという子もいます。

食感や苦味、エグみが強いものは子どもにとって食べにくいもの。調理法や味付けによっては食べられるものもあったりするので、煮たり、小さく切ったり、すりおろしたりなど、「うちの子はどういう理由でこの食材が苦手なのかな?」というところを探りながら調理してみるといいかもしれません。

3:楽しい料理名を付ける

食卓を楽しいものにするべく奮闘するママの、こんな素敵なエピソードも。

「その日の献立のそれぞれの料理に、子どもが好きそうなメニュー名をつけてホワイトボードに書いています。それでも残すものは残したりしますが、楽しい雰囲気や興味をひく料理名で“食卓は苦痛な場所じゃなく楽しい場所”と思ってもらいたくて」

ホワイトボードや紙でお品書きを作って、子どもの好きなアニメやキャラクターになぞらえた料理名を考えて書いてみたりして、ワクワクした楽しい雰囲気で食べてもらうのも素敵ですよね。

親のユーモアも必要になりそうですが、子どもが楽しい気持ちで苦手なものも頑張って食べてくれたらしめたものです。