束縛は、相手のことを信じられないという不安からくるもの。不安から彼氏の自由を奪い、彼氏を独占したくなってしまうのです。
愛情の裏返しともよく言われますが、これは間違い。彼の行動を思い通りにコントロールして自分の不安を解消しようとする、どちらかというと自分本位な行動なのです。
彼を束縛してしまうほどの不安はどこからくるものなのか、その特徴と対処法をお伝えします。
束縛をしてしまう女性側の特徴
自信がない、自己評価が低い
自分に自信がないタイプの人は、常に「自分よりも素敵な女性が現れたら彼を奪われてしまう」という不安を持っています。
社内で人気のある上司と付き合ったAさん(26歳)は、
「他の女性からのアプローチを阻止するために、彼の行動を逐一チェックしていました。
社内にはお互いのスケジュールを共有できるツールがあったのですが、それで彼の予定を朝イチで見るのが日課なほどでした。
それだけならまだしも、仕事でイレギュラーな予定が入ることがあるのも当然なのに、常にそれに対する説明を求めてしまって…。
結果、彼はそれに疲れたのか、フラれてしまいました」
と後悔を語ります。
自分が周りよりも劣っているという思い込みが、彼に選ばれているという事実さえ見えなくなってしまっているのです。
承認欲求が強い
承認欲求が強いタイプは、自分の価値を相手に求める傾向があります。だから、相手を手放さないように束縛してしまいます。
過去にとあるスポーツ選手と付き合っていたBさん(当時24歳)は、
「同じチームメートが仲が良い人たちで遊ぶことが多く、その中のほとんどが彼女同伴。
さらに、そこで仲良くなった彼女たちだけの集いというものもあったんです。
みんなキレイで、自信家の人が多くかった。もちろん、私もその1人です。
“スポーツ選手の彼氏”というステイタスを手放さないためにも、誘惑の多い彼をトコトン縛っていました」
しかし、彼はその誘惑に負け、別れることに。Bさんは振り返ると当時のことを「必死だった」と言います。
「彼に必要としてくれる自分」にのみ価値があるという思い込みから束縛してしまっていた状態です。