食べごたえがあるのに超簡単!「食べる具だくさんみそバタースープ」

「食べる具だくさんみそバタースープ」

料理研究家で、幼児食インストラクターの資格も持つ中村陽子さんは、子どもが楽しく学べる理科実験とお菓子作りを組み合わせた「理系脳をつくる食べられる実験図鑑」という著書を持ちます。

そんな中村さんが教えてくれたのは、食べごたえ抜群の「食べる具だくさんみそバタースープ」です。

材料(2人分)

豚ひき肉 50g
にんじん 50g
大根 50g
コーン(缶詰) 大2
乾燥わかめ 大1/2~1
だし 2カップ
みりん酒 各大1
みそ 大2
バター 適量
サラダ油 少量

作り方

1.にんじん、大根は皮をむいてピーラーで10cmくらいのリボン状に削る。

2.鍋にサラダ油を熱し、豚ひき肉を加えてぽろぽろに炒めたら、みりん、酒を加える。

3.だしを加えて煮立ったらアクをのぞき、1とコーンを加えてしんなりするまで煮て、火を弱めてみそを溶き入れ、さっと煮てわかめも加える。

4.器に盛り、バターをのせる。

中村陽子さん「具材をピーラーでリボン状に削ることによって火の通りをよくしています。まだ箸使いを練習中の子どもでも食べやすく、ボリュームも出るので食べごたえがあるのもポイント。

包丁も使わずに作れるので、慌ただしい朝にもぴったりなおかずスープです」

冬の体力をつけたい時期にぴったりの具だくさんスープですね。子どもにもたっぷり食べさせたくなります。

ママもキッズも喜ぶスープレシピをご紹介しました。どれもぽかぽか身も心も温まる、美味しいスープです。ぜひおうちでトライしてみてくださいね。

【取材協力】

藤本 マキさん
栄養士、豆腐マイスター。糖質オフを中心としたヘルシーレシピ、手抜きに見えない簡単家飲みご飯が得意。料理教室講師やレシピ編集の経験を経て、現在はレシピ開発やコラム執筆を中心に、撮影調理、献立作成、企画書作成なども行う。SNSでのわかりやすいスワイプレシピにも定評がある。

赤石 定典さん
管理栄養士 東京慈恵会医科大学付属病院、栄養部係長。
栄養管理のプロとして栄養に関する研究を行い、入院患者の献立の作成や患者と直
接対話して栄養管理の指導、アドバイスを行うと共に、売上20万部以上を突破して
いる大ヒット本『その調理、9割の栄養捨ててます!』を始め、数々の栄養、健康本の
プロジェクトリーダーも勤める。

いしづか かなさん
AMI国際モンテッソーリ協会公認教師・親子料理研究家
重ね煮・発酵食・養生食をベースとした体にやさしい料理を身につけられる親子料理教室「kids kitchen atelierデキタヨ!」を主宰。 大人・教育機関向けの講座・執筆・レシピ開発・監修事業などを行う。

中村 陽子さん
料理研究家
大学卒業後、料理研究家のアシスタントを経て独立。幼児食インストラクターの資格を生かし、親子、子ども向け雑誌、書籍、ウェブなどで活躍する。近著に、子どもが楽しんで学習できる理科実験とお菓子作りを組み合わせた「理系脳をつくる食べられる実験図鑑」がある。

【参考】
キッコーマン豆乳「ふわとろ豆乳スープ」特設サイト