日本語に苦戦しているという5人ではあるが、好きなセリフについて聞かれるとカング役の3人は、「もともと頼ってきたのはお前(ヘギ)だったのに、救われていたのは俺だったんだ」(キム・ナムホ)、というカングが素直に自分の気持ちを告白するセリフを、カングがヘギに言う「逃げてんじゃねえよ。何もせずに後悔するくらいなら、ぶつけてこいよ」(キム・ヨンソク)という、カングの不器用な優しさがあふれるセリフを挙げた。ミンスは、体調が悪化して自分の死を予感したヘギが、少年院にいるカングに手紙を持ってくる場面でカングがヘギに「『明日もまた来いよ』というセリフに大泣きしてしまいます」と語った。
ヘギ役のインジュンは、「『治るかもしれないじゃん。医者が死ぬって言っても奇跡が起こるかもしれないじゃん』というセリフに、ヘギの生きたいという気持ちが表れているのでとても印象に残っています」と語り、テウンは「ヘギの手紙の中の言葉で『カング、生きるって悪くないよ』というセリフが一番胸に伝わってくるので印象に残っています」と話した。
この日は、公式SNSを通じて選ばれたファン3名も“マイバケオフィシャル応援団”として参加し、直接質問をする場面もあった。ファンから「お互いのすごいと思うところ」を聞かれ、ミンス、テウン、キム・ヨンソク、インジュンの4人全員がキム・ナムホを絶賛。日本語についての悩みがあるとキム・ナムホは気にしているようだが、「ミュージカル俳優がいるというだけでどれだけ心強いか、どれだけ勉強になるか」と口々に話すと、キム・ナムホの目から思わず涙が。それを見たインジュンは「泣いてんじゃねぇよ!」、ミンスも「兄貴が泣くから俺も泣けてくるじゃん!」とふざけて突っ込みながらももらい泣きする場面もあった。
友情、命の美しさと尊さを描き多くの支持を得てきたヒューマン・コメディ・バディミュージカル『マイ・バケットリスト』の日本語公演は、2月20日(火)~2月28日(水)新宿シアターモリエールにて上演。チケット発売中。
『マイ・バケットリスト』日本語公演
日程・会場:2月20日(火)~2月28日(水)新宿シアターモリエール
キャスト:
カング(トリプルキャスト)/キム・ヨンソク(CROSS GENE)、ミンス、キム・ナムホ
ヘギ(Wキャスト)/テウン(SNUPER)、インジュン
公式サイト:https://r-t.jp/mybucketlist
公演に関するお問い合わせ:ライズコミュニケーション 03-5790-2661 (平日13:00~17:00)
チケットはこちら ⇒ チケットぴあ[https://bit.ly/2D8V8RJ]