3: 几帳面すぎるほどの家事ルール

「几帳面な性格の彼と婚約まで進んだんです。でもお互いに結婚が具体的に決まった途端に、彼の態度が豹変してしまって、大変なことに。

『俺と結婚するなら、このくらいはしてもらわないと』という理由で、私の洗濯物の干し方や掃除の手順まで細かく指示をしてくるようになったんです。

しかも、洗濯や床掃除に使用する洗剤まで指定してきて、それ以外のものを使っていると延々と文句を言ってくることもありました。

実は当時の私は年齢的な理由で早く結婚したかったので、最初は結婚したいがためにそんな彼の言うことを受け入れてしまい、努力をしていたんです。

だけど、だんだんとしんどくなって結局は別れました。彼にとっての“結婚”って、家政婦さんをタダで雇うことなのかもしれないですね。令和でもこんな人いるんですね」(35歳女性)

几帳面な性格は本人の個性だとしても、自分ルールを恋人や妻に押し付けるとなるとモラハラにもなりかねません。

このような男性との結婚は妻が苦労しそうですね。

彼女に対して不本意な形で「俺色」に染めたがる男性と付き合うと、お互いを尊重する関係を築きにくくなりますよね。

だんだんとカップルのパワーバランスも崩れてくることから、無理強いをする男性とのお付き合いは長続きしない女性も多いのではないでしょうか。

お互いのモラルをすり合わせるのと、一方的にモラルを押し付けて同調させることは違います。お付き合いが始まる前に、男性のタイプを見極めることが大切ですね。

「グルメや旅のライティングのほか、人間観察も得意。生活に密着したテーマの取材を重ねる。旅先で過ごす時間と温泉に浸かっているときが幸せ。結婚願望がなかったのに結婚してしまい、後悔しつつ毎日を楽しんでいる。」