部屋干しで気になる「生乾き臭」はどうすればいいの?
部屋干しのお悩みでは、「乾きにくい」よりも「生乾き臭」がトップでした(44%)。
せっかく洗濯をしたのに、匂いが残ってしまい再度洗濯をしないといけない状況になるのは残念ですよね。
この「生乾き臭」や「戻り生乾き臭」は、お洗濯で洗濯の時に落としきれなかったわずかな「汚れ」が化学的に変化したり、「菌」による作用を受けたりするのが原因です。
乾きづらい冬の季節は、干す時間が長く、とくに「菌」が増殖しやすくなりますので対策が必要です。
部屋干し臭対策のポイントは、消臭・抗菌・除菌
洗濯物が乾きにくい冬の洗濯は、干している時に生乾き臭の原因となる菌を増殖させないことが一番重要です。
とはいえ、自宅に乾燥機がなかったり、部屋の中で干せるスペースに限りがある人もいるでしょう。そんな時に役立つのが、消臭、抗菌、除菌効果のあるアイテムを使って菌対策をすることです。
1. 洗剤:抗菌効果のある洗剤で洗う
ドラッグストアなどに行くと様々な洗濯洗剤が発売されていますが、冬は部屋干し臭などに特化したアイテムを使うのがおすすめです。
たとえば、ニオイを発生させる菌の増殖を防ぐ「トップ スーパーNANOX ニオイ専用」などは”匂い”に特化しているため、その効果を感じることができるはずです。
2. 除菌・抗菌効果がある酸素系漂白剤を使う
菌がニオイのもとになっているからこそ、日頃の洗濯で除菌・抗菌効果のある漂白剤を使用することが大切です。
たとえば衣類の菌もしっかり除去する「ブライトSTRONG極 パウダー」などは、毎日のお洗濯にプラスするだけで、手軽に菌にアプローチしてくれます。
ただ、衣料によっては漂白剤使用ができないもの、また洗剤同士を混ぜてはいけないものなどもあるので、洗濯の際には注意しましょう。
3. 柔軟剤は香りだけでなく、抗菌・消臭効果のあるものを
最近は香水を楽しむように、柔軟剤で香りを楽しめるほど、多くの種類の柔軟剤が発売されています。
生乾き臭が気になるのであれば、香りの効果に加え、抗菌・消臭効果のある柔軟剤を使えば、さらにニオイケアに効果的です。
4.「つけおき洗い」でニオイと菌を寄せ付けない!
特にニオイが気になる衣類やタオルは、「つけおき洗い」がおすすめです。
洗面器や洗濯おけに衣類が浸る程度のぬるま湯(40°C)を入れ、酸素系漂白剤を入れ、全体をしっかり浸してから、30分から2時間程度つけおきます。
その後、つけおきした衣類だけ洗濯槽に入れ、他の洗濯物と一緒に抗菌効果のある洗剤を使って洗濯機で洗います。
仕上げに消臭・抗菌成分の入った柔軟剤を使うと、さらに効果的ですよ。