ドラマチックでド派手なラブロマンスもいいけれど、時には、疲れた心にじんわりと染みわたっていくような癒やされるストーリーが心地よいものです。
今回はそんな韓国ドラマのヒューマンドラマ5選をご紹介します。
見れば見るほどハマる味わい深い“人生ドラマ”5選
時にふと立ち止まってみたくなったり、時に人生について考えてみたりすることはありませんか?
何かの岐路に立った時、全然違うシチュエーションだけれど目にした作品から、思いがけず人生のヒントをもらえることもあります。
今回ご紹介する“人生ドラマ”5選には、シングルマザー、過去に何かを背負った男女たち、仕事しながらもモヤモヤとした悩みを抱える人々など、迷いながらも前へ進んでいこうともがく主人公たちが登場します。
しみじみと心に染みわたるヒューマンストーリーは、きっとあなたの心にも寄り添ってくれるはずですよ。
『イルタ・スキャンダル 〜恋は特訓コースで〜』
私教育の聖地・江南(カンナム)では、塾に通う生徒と保護者の教育戦争が繰り広げられていました。
その一方で、教育熱心な家庭とはほど遠かった、ハンドボール元韓国代表の惣菜店社長ナム・ヘンソン(チョン・ドヨン)の家庭。
自身も選手の夢をあきらめ、家族のためにせっせと働いていました。
しかし、娘が塾の数学No.1スター講師チェ・チヨル(チョン・ギョンホ)の講義が受けたいと望んでいると知ったヘンソンは、教育戦争へ飛び込んで奮闘することになります。
ヘンソンとチヨルが運命に導かれ、次第に距離が縮まっていく様子は微笑ましい限りです。
ヘンソン役のチョン・ドヨンは、狂気をはらんだ役から今作のようなコメディエンヌぶりを垣間見せるキュートな役まで、カンヌ国際映画祭の主演女優賞ほか数々の映画賞を受賞しているだけあってきっちりと演じ分けられる実力派。
カリスマ性あふれるチヨル役のチョン・ギョンホや、娘として育てているナム役のノ・ユンソなど、まわりの人たちとの絆を教えてくれます。