3: 他の女性と比較して大げさ扱い

生理の重さや生理期間中の体調は、個人差も大きいものです。

しかし男性のなかには「生理中は、どの女性も同じような感じだろう」と勝手に思い込み、昔の恋人や家族と彼女の生理を比較して、女性を不快にさせる人もいるようです。

「デート中に突然お腹が痛くなった時に、彼氏に『生理痛がひどいから休憩したい』と伝えたら、『元カノたちはそんなことなかったよ、大げさなんじゃない?』と言われました。

ただでさえメンタルが不安定になりやすい期間なのに、元カノの話を出してきて、デリカシーのなさすぎる男性だと呆れました」(34歳女性)

「元彼にはお姉さんと妹がいました。

私が生理で体調がすぐれなかった時に彼氏の家でゴロゴロしていたら、『普通は生理でそこまで具合が悪くなるのを見たことがない。僕にかまってほしくて、大げさにしてない? うちの姉ちゃんも妹も、生理だからってそんなにゴロゴロしていなかったよ』と言われて、すごく悲しかったです」(34歳女性)

生理の不調は、大げさではなく「どこかが悪いのでは?」思うほどにしんどいこともありますよね。

自分が知る他の女性たちと彼女の生理を比べるのは、デリカシーに欠けるだけでなく、愛情すらも冷めかねないほどの失礼すぎる発言としか言えません。

彼女の体調よりも自分の希望を優先したがる男性ほど、生理中の彼女への思いやりがない振る舞いが目立ちます。

普段はどんなに優しい男性のふりをしていても、生理期間中にたまたま遭遇したシチュエーションで、彼氏の本性が見えてしまうこともあるようです。

一度でもこんなことを彼氏から言われれば、その瞬間に彼氏への気持ちが冷めてしまう女性も多いのではないでしょうか。

「グルメや旅のライティングのほか、人間観察も得意。生活に密着したテーマの取材を重ねる。旅先で過ごす時間と温泉に浸かっているときが幸せ。結婚願望がなかったのに結婚してしまい、後悔しつつ毎日を楽しんでいる。」