5: 「親と食事」という切り札を出してみると
ケース1:「両親が私のアパートに泊まりに来るので、彼氏に『一緒に食事しない?』と誘いました。
すると『え、いいけど。ずいぶん急だね』と言葉に詰まっていましたが、OKしました。でも翌日『ごめん。休日出勤になった』と断られました」(あやさん・29歳)
ケース2:「デートでは必ず家まで送ってくれて、両親にも挨拶してくれます。でも『上がってお茶でも』と言っても『遅いから、また今度』と言うだけ。
それで『今週末、うちで食事しようよ』と誘ったら 『週末はバイク仲間と会合なんだ』と言われて。うまくはぐらかされたみたいです」(みさきさん・27歳)
親と顔を合わせているのに…
食事をするということは重要なことなので、断るのは脈なしと思われます。
同じものを食べる=絆を深める意味合いがあります。彼氏が結婚を考えていないなら、両親との食事は避けたいでしょう。
ケース1の場合、彼氏は彼女のことを真剣に考えていると思われます。しかし一晩考えた末、食事の意味を考えて断ったのかも。
「親に詰め寄られそう」「すぐ婚約させられそう」と思ったのかもしれませんが、しばらく期間を空けてみて、また誘ってみるといいでしょう。
ケース2の場合、 両親と顔を合わせていたら、お茶や食事は自然の流れですがそれを避けています。つまり、挨拶程度は平気だけれど、深入りはしたくないのです。
しかし、中には結婚を考えていない彼女の両親との食事に、まったく抵抗がない男性もいますので、よく見極めてください。
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交際しているから、そのうち自動的に結婚……とは必ずしもいかず、彼氏にも迷いがあることをわかってあげましょう。
まずは迷いのあるなしをチェックしてから、その理由を知り、お互いに改善や着地点の模索をしていくことをおすすめします。