産後ケアセンターを活用する

近年、産後ケアセンターが増えてきました。産後ケアセンターは、主に生後4ヶ月までのママと赤ちゃんが快適に過ごすための施設です。

産後の身体を休め、話を聞いてもらえたり、育児のサポートや指導を受けることができます。

マッサージやヨガを受けられる施設もあります。他のママさんたちとコミュニケーションを取ることもできます。

夫の仕事が忙しく育児になかなか参加してもらえない、実家の支援が受けられないママは、ぜひ積極的に活用を。

夫や周囲の人たちの協力が得られているママも、心を休める場・リフレッシュする場としてぜひ活用してほしいと思います。

子育ては、夫や周囲の人たちの参加・協力をきちんと得られていても、母親となった自分の気持ちのすべてを理解して寄り添ってもらえるとは限りません。

身内の何気ない一言に傷つくことや、アドバイスや激励を受けて余計に落ち込み、孤独感が強くなることもあります。

そんな時、最も孤独感を和らげてくれるのは、出産後の女性の状態や赤ちゃんのことを熟知している助産師さんや看護師さん、保育士さん、そして同じ思いを抱えているママさんとの交流だったりします。

産後ケアセンター併設の産科病院もありますので、プレママは、その点も視野に入れて病院選びをするのもいいかもしれません。

子育て支援センターに行く

子どもがハイハイできるぐらいの月齢になれば、近所の子育て支援センターなどに行って、ママたちと交流するのもおすすめです。ママ友ができることで、孤独感を軽減できることもとても多いです。

支援員の方がお話を聞いてくれたり、子育てのアドバイスを教えてくださることもあります。

子ども同士の触れ合いを見るのもとても楽しく、癒されますよ。

ブログやSNSを使って他のママと交流する

ブログやSNSは、育児記録や、育児中の不安やしんどさなどを吐き出す場として多くのママに利用されています。

同じような状況のママの投稿を読むと、「辛いのは自分だけじゃなかったんだ」と感じることができて、気持ちが軽くなることがあります。

また、自分の思いを発信することで、共感のコメントやメッセージをもらい、励まされたり、前向きな気持ちになれることもあります。

SNSを通じてママ友ができたという人もいるようです。

子育て中のママが「いつでも手助けをしてもらえる」という環境・状況下にあること、そして「自分の気持ちを理解してくれる人がいる」という感覚を持てることは、母子にとってとても大事なことだと感じています。

周囲の人を上手に頼り、活用できる施設やサービスはどんどん取り入れていってくださいね。

3万人を超える人の悩みを解決するコーチ&カウンセラーとして活躍。 2010年、その経験を活かしてコミュニケーション心理スキルを紹介する、コミュニケーションライターとして独立。一般社団法人日本聴き方協会認定シニアインストラクター・認定シニアカウンセラー。 [ブログ]