思いも寄らない既婚男性の一言

「次の日の昼休み、待ち合わせた公園で会った彼は、打ち合わせのときよりリラックスした感じで『わざわざ来てもらってすみません』と笑顔で言ってくれました。

いただくのはこちらですからと恐縮していたら、私がいつも打ち合わせで飲んでいるお茶のペットボトルを差し出されてびっくり。

チケットにお茶にといろいろしてくださることに感謝して帰ろうとしたら、『次はランチでもご一緒できたらいいですね』と彼から言われ、また心臓が跳ねました。

仕事で会うときとは違う印象、私を気遣ってくれるしふたりの時間を持とうとすることがうれしくて、思わず笑顔で『はい』と返事をしてしまいました。

彼は既婚者、と理解していてもひかれてしまう自分がはっきりとわかり、彼のほうも私に興味を持ってくれているし、『このままでは本当に好きになるかも』と考えたら苦しくなります。

自分には彼氏がいるのにと思っても、彼ともっと親しくなりたいと感じることも止められません」(女性/28歳/営業)