お互いに独身で自由な交際を楽しんでいる彼氏がいるのに、既婚の男性を好きになってしまったある女性。

既婚の男性のほうも自分に好意を持っているのがわかれば、「彼氏と別れてこの人と」とつい考えますが、その選択は正しいのでしょうか。

不倫は決して人に言えないつながりですが、それ以上に考えないといけないのは別のことです。

この女性はどんな決断をしたのか、ご紹介します。

既婚者を好きになってしまったある女性のエピソード

彼氏とはタイプの違う既婚男性

「会社の取引先に勤める彼氏がいて、社内恋愛じゃないけれど程よい距離の近さでストレスなくお付き合いしていました。

業務で顔を合わせるうちに仲良くなり、相手のほうから告白してくれて交際が始まりましたが、仕事やプライベートのことなど何でも話せる気安さに結婚できたらなと考えるときもありましたね。

結婚は31歳の彼氏も意識しているようですが、はっきりと話題になったことはありません。

彼氏とのお付き合いに特に不満があったとは思っていないのですが、気になる既婚の男性がいます。

業務の関係で知り合ったその人は、市役所に勤務しておりいつもビシッとしたスーツ姿、いかにも賢そうな雰囲気で実際に小さなことでもすぐ確認して知らせてくれるところに信頼を置いていました。

彼氏はどちらかといえばやんちゃ系で、性格は明るく目先の楽しみを優先するタイプ。

彼氏の提案に私がついていくことも多く、反対にこの男性は『どう思いますか?』と毎回私の意思を正面から確認してくれることが新鮮だったのだと思います。

仕事でしか関わらないしプライベートの状態など結婚している情報しかなくて、最初は既婚であることでかえって『おかしな関係にはならないだろう』と警戒もしなかったのに、あるイベントの企画を一緒に進めていくうちに彼氏とは違う存在感が自分のなかにあることに気が付きました」